今回のメニューはとり野菜みそ鍋。
<まつやの「とり野菜みそ」>
石川県のソウルフードとのことですが「秘密のケンミンショー」で紹介されてからこちらでも入手できるようになり、以来毎冬1回は食べているお気に入りの味噌鍋です。
水で溶いた鍋スープに家でカットしてきた材料を入れるだけ、お手軽です♪
後は焼きいも♪1度焚火でやってみたかったんだ~。
水で濡らしたキッチンペーパーでサツマイモを包み、アルミホイルで巻いてから
<サツマイモ>
焚火の中に投入。
<焚火に投入>
Aコープで買ったブリのお刺身でよろしくやりながら出来上がりを待ちます。
<トレーのままで失礼!>
野菜がいっぱい食べられるとり野菜みそ鍋。
<とり野菜みそ鍋完成♪>
今回もつい具材を入れすぎてしまい(ニンジンがミソ)、〆のうどんまで辿り着けなかった。
焼き芋の方は
<30分ほどで完成>
皮が焦げてしまいましたが、中はほっくり。ブランドでもなんでもない普通のサツマイモなのに、すっごく甘くておいしい。 焚火で焼くとこんなにおいしくなるなんて!焚火で焼き芋、ハマりそうです。(笑)
陽がすっかり落ち切るとグッと気温は下がり9度に。
<気温9度>
しばらく焚火にあたってから
<まったり焚火タイム>
テントの中へ。電気毛布と冬用シュラフでぬくぬくと過ごしました。
翌朝、7時に起床。
<玖珠の森の朝>
気温は4度。風が強かったので焚火は諦め、朝食はテント内でカップ麺を。
<テントでカップ麺>
キャンプで食べるとなんでこんなにうまいんだろう?手抜きだけど、寒いときは手っ取り早く暖が取れていいです。
一休みしてからゆるゆる撤収開始。最近は片付けも早くなり、朝の時間にもちょっぴり余裕が持てるようになりました。
10時半頃「YUNOMORI CAMP SITE」さんを後に。温かみのある素敵なキャンプ場、できればまた訪ねたいです。
<ありがとう、サイト!>
帰るにはまだ時間が早いので、以前から気になっていた伐株山に行ってみることにしました。
<伐株山>
伐株山はその名の通り切り株のような形をしていて、見る位置によってはプリンのようにも。そんな伐株山にはこんな昔話があります。
『その昔、天にもそびえる大きなクスノキがあり、木の影に覆われた里山では作物が育たず里の人々は困り果てていた。そこで身の丈九百尺もある大男に、三年三ヶ月かけてその大木を伐ってもらった。その後山里は豊かな陽の恵みを受け、残った切り株は「伐株山」となり、里山は「くすまち」という名になった―』
<伐株山山頂にあった案内板より>
標高685.5mのメサ(卓状台地)で、二重メサの万年山(標高1,140.3m)とともに玖珠町のシンボルである伐株山。
わたしはこれまでずっと「きりかぶやま」だと思っていたのですが、今回訪ねるにあたり「きりかぶさん」であったことを知りました。山頂へ向かう途中出会ったたくさんの石仏。
<たくさんの石仏が並ぶ「針の耳」>
伐株山にはかつて高勝寺という寺があり、修験者達が集う信仰のお山だったのです。
南北朝期には山城もあったそうですが、
<伐株山城跡の説明板>
現在は公園として整備され
<山頂にある伐株山園地>
なだらかな草地が広がる山頂は
パラグライダーの基地にもなっています。
<フライト体験もできる>
舗装された遊歩道を展望所へと進んで行くと、ややっ!大きなブランコ!これはもしや・・・
<通称「ハイジのブランコ」>
やっぱりー!
立ちこぎで高度を稼げばあのシーンを再現できそうですが
<ハイジのブランコ(TVアニメ「アルプスの少女ハイジ」より>
アラフィフのわたし達にはこれが限度・・・
<画像は相方です>
久しぶりにブランコ乗ったけど、こんなに怖いものだったっけ?(←寄る年波には勝てず・・・)
展望所(山頂の縁)からは玖珠の街並みが一望。
<山頂からの展望>
口演童話活動(日本童話の語り聞かせ)の第一人者・久留島武彦(児童文学者で「日本のアンデルセン」とも)の出身地であることから、玖珠町は「童話の里」と呼ばれるのですが、
<大分道玖珠IC近くにある鬼の像>
メサやビュート(盃をさかさにしたような形の山)に囲まれた玖珠盆地はどこかおとぎの国のようにも見えて、「なるほど、玖珠は童話の里だ。」と思いました。(実際これほどメサやビュートが集まった地域は国内では他にないらしい)。
<テーブルマウンテンに囲まれた玖珠盆地>
展望所には「休憩舎KIRIKABU HOUSE」が。
<展望休憩舎KIRIKABU HOUSE>
デザインは「ななつ星 in 九州」をはじめJR九州のD&S列車を手掛けた、あの水戸岡鋭治さん。
<見覚えのある内装>
入ってみたかったけど、残念ながら冬期はお休み。麓の道の駅からフードトラックも来るそうで、春に改めてまた訪ねたいです。
その後は一般道で帰路に。途中日田に立ち寄り、大衆食堂「寶屋」さんでお昼をいただいて帰りました。
<「寶屋」さんの皿うどん(軟めん)>
温泉付きキャンプ場での憩いのひとときに、伐株山観光。またひとつ大分の魅力を知った、2023年納めのキャンプでした。
おまけ
「YUNOMORI CAMP SITE」さんに憧れのキンドリングクラッカーが。
<キンドリングクラッカー(薪割り台)>
薪をリングの中に通し刃の部分に当て、ハンマーで叩いて割るというものなのですが、意外に割れない。 音ばかりで(相方曰く、とてもいい音していたと)薪に刃がいっこうに食い込まない。
木ってこんなに堅かったっけ?やり方が悪いのか??
薪より先にココロが折れました・・・
・YUNOMORI CAMP SITE:大分県玖珠郡玖珠町森5122-2 HP
・KIRIKABU HOUSE:大分県玖珠郡玖珠町山田(開館期間は3月~11月の8:00~18:00(11月は8:00~17:00、悪天候時は閉館))