祇園祭の後祭宵山とあって、夕方になり京都駅は大混雑。
＜駅構内に飾られた提灯＞
帰りの列車までまだ少し時間があるのでお茶でも飲もうかとお店を探すも、どこも満席。
＜駅内の祇園祭紹介コーナー＞
仕方なくおみやげ（自分用）を買って早々にホームに入ることにしました。
手っ取り早く中央口改札近くにある「おみやげ街道」へ。
店内は生八つ橋や京つけものといった定番はもちろん、和菓子に洋菓子、京雑貨と京都の特産品がいっぱい！スケジュールを練るのに手いっぱいでリサーチを全くしていなかったかねし、どれにしようか本気で悩んでしまいました。
この後17時間かけて帰ることを考え冷蔵品は除外。結果こちらの2品をチョイスしました。ひとつは「五辻の昆布」さんのじゃこ山椒。
＜「五辻の昆布」の味しぐれ（じゃこ山椒）＞
もうひとつは「総本家船橋豆長」さんの甘納豆です。
＜総本家船橋豆長の甘納豆＞
じゃこ山椒は正直言ってジャケ買いだったのですが（袋に描かれた平安神宮が素敵
）、後で調べたところ「五辻の昆布」さんは地元京都で「五辻のこんぶやさん」と長年親しまれる明治35年創業の老舗だそうで。ふわりとしたじゃこと、ほのかに効いた山椒が美味で、白いご飯がいくらでもいけます。
そして甘納豆。ふっくらした食感と、素材の旨味が感じられる絶妙な甘さで、「こんな甘納豆初めて！」と衝撃だったのですが、
＜甘納豆（左からさつまいも、白いんげん、あずき）＞
こちらも知る人ぞ知る銘品とのこと。創業寛延4年（1751年）の老舗で（江戸時代！）、婦人画報「わたしの手土産」にも掲載されたそうです。
「後は何か飲み物を・・・」とドリンクコーナーに行って、いいもの見つけちゃった。( ´艸｀)
＜京都麦酒 ペールエール＞
でも船中に持ち込む頃にはぬるくなってしまうし・・・
ということで、そそくさと改札を抜け（帰りの切符は前もって到着時に購入してた）人気のないホームのベンチへ。お行儀が悪くて申し訳ないのですが、暑い中散々歩き回った後だけに最っ高においしかったです。
やがてホームに入ってきた16時38発姫路行に乗車。阪九フェリーの連絡バスに乗るため住吉駅に向かいます。
＜JR京都線＞
普通列車だけど見る景色全てが新鮮で
＜車窓から見えた淀川＞
住𠮷駅までの約1時間、あっという間でした。
＜JR住𠮷駅＞
駅からフェリー連絡バス乗り場までは歩いて3分ほど。途中イオンでお買い物をしてから18時10分発のバスに乗車、神戸フェリーターミナル（六甲アイランド）へ（有料230円）。
＜フェリー連絡バスのりば＞
神戸フェリーターミナルはフェリーさんふらわあも発着していて、連絡バスは最初にさんふらわあ、次に阪九フェリーの乗り場に停車します。
＜神戸フェリーターミナル＞
さんふらわあと阪九フェリーが並んで見える夢のような光景・・・
18時32分FTに到着。受付で手続きをし、19時の乗船時間を待って船に乗り込みます。今回のフェリーは「せっつ」。
＜ふねこさんの記念撮影パネル＞
阪九フェリーの神戸航路を利用するのは9年ぶり、新船になってからは初めてなのですが、
【初めての阪九フェリー】
うわっ、素敵っ・・・！
＜中央ロビー＞
大阪航路の「いずみ」「ひびき」とは内装が違うんですね。
＜デッキに面したソファ＞
＜展望ルーム＞
展望ロビーにフォトブースまである♪
＜展望ロビー＞
＜フォトブース＞
全体的にゆったりとした印象で、長い船旅も快適そうです。
今回利用するのはデラックス和洋室。
＜デラックス和洋室＞
「いずみ」「ひびき」は洗面台だけでしたが、「せっつ」はトイレもあります。
＜お部屋の中のトイレ＞
これはオバちゃんにはありがたい。（笑）
ちなみに救命胴衣はベッドの下。
＜ベッドの下の救命胴衣＞
これがなければ完全にビジホですね。（笑）
荷物を解いて、思わずベッドの上にごろり。
「本当に今日1日よく歩いた。」
＜驚愕の20396歩＞
伏見稲荷大社に平等院、そして東寺・・・
慌ただしくも濃厚な1日が終わろうとしています。
＜日が暮れて・・・＞
・阪九フェリー：公式サイト
ここまでの旅程（7/22）
京都駅JR京都線16：38発快速姫路行ー住𠮷駅17：42着・・・フェリー連絡バスのりば18：00着/18：10発―神戸フェリーターミナル18：32着