「キャンプで温泉入れたら絶対気持ちいいよね？ そんでもって眺めも良いとなればもう最高じゃない？」そんな夢のようなキャンプ場が熊本県南小国町にあるという― その名も「蔵迫温泉さくら」。
当然人気で土日は3ヶ月先まで予約でいっぱい。このまま夢で終わるかと半ば諦めていましたが、「日月ならいけるかも？」と試しに空き状況をチェックしてみたら、1区画だけ空いてる！ 早速予約を入れ、5月21日（日）～22日（月）出かけてきました。
これまで食材は事前に近場のスーパーで購入していましたが、「せっかくなら地元の食材をいただきたい。」と「フレイン小国店」さんへ。
＜フレイン小国店＞
前回の「スーパーみやはら」さん同様、こちらも品ぞろえがすごい！阿蘇にもくじゅうにも近いとあってお肉とお野菜はもちろんですが、お魚もお酒も種類が豊富。
この日はバーベキューの予定なのでお肉オールスター（牛、豚、鶏）でいこうと思っていたけど、おいしそうなイカ串をみつけ鶏をチェンジ。
入口の百均コーナーにはキャンプグッズもあるし、なるほど、キャンパーさんの間でクチコミ評価が高いわけです。
「フレイン小国店」さん近くのうどん屋「両国」さんでお昼をいただいてから
＜いかにも手打ち！なごぼう天うどん（つるしこでうンまい♪）＞
いざ、キャンプ場へ。
県道40号線から集落を抜け、車1台分ほどの狭い道をゆるゆる進み
＜キャンプ場への道＞
貸コテージ＆オートキャンプ場「蔵迫温泉さくら」に到着。
＜「蔵迫温泉さくら」入口＞
コテージが建ち並ぶ坂道を上り
＜コテージの建ち並ぶ坂道＞
＜コテージ＞
右手にある管理棟でチェックイン。
＜管理棟＞
和な雰囲気が漂う佇まいで、正面にはいろりもあります。
＜管理棟前にあるいろり（消し炭はこちらに捨てられる）＞
場内での注意事項と説明を受け、キャンプサイトへ。
「蔵迫温泉さくら」さんには阿蘇サイト（A1～A13）と久住サイト（K1～K9）があるのですが、
＜場内の案内標識＞
今回わたし達が利用するのはA10（阿蘇側）サイト。
＜A10サイト＞
車を止め降り立つなり、「うわーっ、なにこのロケーション！」
＜サイトからの眺め＞
遮るものが一切ない、標高700mから見渡す大パノラマ。彼方に阿蘇外輪山を望む雄大な景色に、いきなりテンションMaxです。
目の前の草地は放牧地で、草を食むお馬さんを間近に見ることもあるとか。
＜目の前の放牧地（残念ながらこの日はお馬さんに会えず）＞
風に揺れる可憐な草花にも癒されるぅ・・・
＜キャンプ場に咲くサワオグルマ＞
さて、今回のキャンプ地は広さ4m×15mの横長サイト。ということで、いつものスタイルは無理。
＜いつものスタイル（ASOキャン△より）＞
区画内に車も止めるので、我が家の大きめテント（6人用です）だとタープまで張るのはどうかと思ったのですが―
＜強引に両方張った
＞
うーん、この形なら小川張りにするのがいいんだろうなぁ。できたらカッコいいし、小川張りぜひともマスターしたいです♪
設営が完了したところで場内の施設をチェック。炊事棟とトイレ（洋式の水洗トイレ）はサイトの後方に。
＜炊事棟（表）とトイレ（裏側）＞
一カ所にまとまってあるからわかりやすい。ちなみにお水は天然の井戸水とあって、冷たくておいしいです。
＜天然の井戸水使用＞
コーヒーで一息ついてから、早速お風呂をいただきます。
＜木陰でコーヒーブレイク＞
管理棟の隣にある温泉棟には、内湯と露天風呂が。どちらにしようかちょっと迷ったけど、暑いので露天からいただくことに。
＜温泉入口（露天風呂）＞
キャンプ場の温泉ということで簡易的なものを想像していたのですが、
＜和の雰囲気たっぷりの露天風呂＞
えっ、めっちゃ本格的！
お湯は「美肌の湯」とも言われる炭酸水素塩泉。それが源泉かけ流しで楽しめるとあって気分は極楽です。
お風呂から上がったら、まだ日は高いけど開けちゃいます。（笑）
＜風呂上りのビール＞
高原の心地よい風を受けながら、風呂上りにいただくビールは最＆高です。
それでは、酔いが回らないうちに夕飯の準備に取り掛かります。
＜メスティンでほったらかし炊飯＞
―後編に続く