それは昨年11月のこと。

旅割が復活し、我が家もその恩恵にあやかろうと相方が調べてくれたのですが、1泊2日で行けるエリアはほぼ売り切れ。唯一取れそうなのが俵山温泉という―

 

「俵山温泉って、確かおじいちゃんが生前毎年のように行ってたよなぁ。おみやげによく猿まんじゅう買ってきてくれたっけ・・・」

いったいどんなところなのか以前から気になっていたし、この機会に行ってみることにしました。

 

12月3日(土)。相方実家の日田(大分県)から出発なので、国道211号線から国道322号線を北上、小倉南ICから九州道に。関門橋を渡ります。

 

<久しぶりの九州脱出!>

 

俵山温泉へは中国道小月ICで降り国道491号線に入るのですが、ここは国道2号線に。相方の強い希望で、お昼に「ドライブインみちしお」で貝汁をいただきます。

 

<ドライブインみちしお>

 

ええ、やっぱり動画の影響です。(←最近このテが多い)

 

 

相方から提案があったとき、貝類があまり得意でないわたしは乗り気がしなかったのですが、

 

<「ドライブインみちしお」の貝汁(これで小)>

 

なにこれ、うンまい!

味噌味だけどほぼあさりのお出汁。それなのにこれだけでご飯がもりもりいけちゃう♪

 

「みちしお」さんはおかずのラインナップも豊富で、陳列ケースにはたくさんの品が並んでいてどれにしようかすっごく迷ったのですが、おそらく宿の夕食に出るだろうと敢えてお刺身と煮つけを避け(笑)、わたしは酢鶏、

 

<酢鶏(レンジで温めて提供される)>

 

相方はアジフライとサラダをチョイスしました。

 

<サラダとアジフライ(こちらもレンジ温め)>

 

それにしても「みちしお」さんは盛りがいい。ご飯と貝汁、小にして正解でした。(笑)

お腹がいっぱいになったところで、いざ俵山温泉へ。

 

<全国で唯一という山口県道の黄色いガードレール>

 

お天気が良いので海沿いを周っていきます。

 

<国道191号線から見た響灘>

 

左手に海を眺めつつ国道191号線を北上していると、前方に赤い鳥居が。

 

<山上に見える赤い鳥居>

 

どうやら最初の目的地・福徳稲荷神社に到着です。

 

<福徳稲荷神社>

 

福徳稲荷神社は山口県豊浦町稲城山の中腹に鎮座しており、響灘を望む美しい景観で知られています。

 

<境内から見た響灘>

 

本当に、眼下に青い海を望む風景は美しくて、思わずほ~ぉとため息がもれました。

 

稲城(いなぎ)山の名はその昔、景行天皇が安須の原に御臨幸のおり山の姫菖蒲をご覧になり、その美景に魅入られ去(い)ぬことを忘れたことから「いぬことなき山」即ち「犬鳴山」と称したのが転じたものだそうで。古より風光明媚な場所であったことが伺えます。

 

往時は現在の千本鳥居参道内に、谷嶽、谷森、谷川稲荷の呼称で社を建て祀っていましたが、昭和46年この三社を合祀する社殿を新たに造営し、谷川稲荷の碑に刻まれていた「福徳」の2文字を神号とし今に至るとのこと。

 

<福徳稲荷神社御社殿>

 

お参りした後この三社にもお参りしたく、千本鳥居を歩いてみました。

 

<千本鳥居>

 

千本鳥居といえば旅サイトで元乃隅神社を見ることが多いのですが、こちらも美しいですね。ニコニコ

上の社・谷嶽稲荷、中の社・谷森稲荷と順にお参りし、下の社・谷川稲荷へと参道を進みます。途中には縁結び稲荷というハートマークがかわいらしいお社も。

 

<縁結び稲荷>

 

「愛 love わたしのハートを射止めて!」だなんて、なかなか積極的なお稲荷さまですね。爆笑

 

千本鳥居の先に鎮座する下の社・谷川稲荷まで来ると響灘が一望!

 

<谷川稲荷の前に広がる響灘>

 

海の青さと風の心地よさに癒されます。ラブラブ

足元には先ほど走ってきた国道が。

 

<福徳稲荷神社の下を走る国道>

 

車から見えていた鳥居はこちらだったようです。

ご親切にも海を望むベストスポットにイスが設けられていたので

 

<お社の側、展望の良い場所に置かれているイス>

 

参拝後しばし海を見ながら休憩しました。

 

さて、千本鳥居は下り参道なので帰りは当然こうなる・・・汗

 

<ファイトー!>

 

息を整え(←明らかに運動不足)、再び海沿いを走ります。

 

・ドライブインみちしお:山口県山陽小野田市大字埴生2216-7 HP

・福徳稲荷神社:山口県下関市豊浦町宇賀2960