2月1日(水)、雷山観音(雷山千如寺大悲王院)を訪ねました。

 

<雷山観音>

 

開創が178年(成務天皇48年)、仏教が日本に伝わる以前という古刹ですが、

 

<開基は天竺霊鷲山の僧・清賀上人(画像は本堂)>

 

霊峰・雷山の山懐に抱かれた美しい景観と、

 

<大護摩道場から霊峰・雷山を望む>

 

辺りに漂う清々しくも凛とした空気が大好きで、度々お参りに伺っています。

 

<観音堂への石段>

 

年のはじめのご挨拶は立春を過ぎてからと決めているのですが、今年は思うところあってちょっとフライング。(笑)

 

<美しい花手水>

 

いつものように本堂から聖天堂、観音堂とお参りしてから観音さまを内拝。

 

<福徳円満願望成就の秘仏・歓喜天を奉安する聖天堂>

 

客殿から廻廊を通って観音堂に向かっていると

 

<客殿から見た大楓>

 

あれ?心字池にお水がない・・・?

 

<水の張っていない心字池>

 

冬場でも水が絶えることはなかったので不思議に思ったのですが、なんと昨年9月の台風でがけ崩れが起こり、土砂で埋まってしまったのだとか。

 

<ブルーシートで覆われた箇所が土砂崩れ現場>

 

わたしの住む地域は風向きのせいかほとんど影響がなかったのですが、やはり強烈な台風だったのですね。

 

【伊勢湾台風に匹敵するといわれた台風14号】

 

池に流れ込んだ土砂の撤去に斜面の整備と、お庭の復旧にはかなり手間が掛かる模様。わたし達も心ばかり納めさせていただきました。

それにしても、そんなに長いこと訪ねてなかったかな・・・

 

【最後に訪ねたのは昨年7月でした魂が抜ける

 

観音さまのありがたいお姿を拝した後、

 

<十一面千手千眼観音像(パンフレットより)>

 

【雷山千如寺大悲王院の十一面千手千眼観音像】

開祖・清賀上人が1本の白椿の木を一刀三礼して謹刻したと伝えられる。像高約4.6m。頭部に十一の面、本体に四十二本の手があり、千の慈眼、千の慈手をもつ姿は観世音菩薩の絶大なる衆生済度のお姿という。

開山堂、五百羅漢と心ゆくまでお参り。

 

<清賀上人を祀る開山堂>

 

<五百羅漢>

 

爆裂般若心経(太鼓を打ち鳴らしながら唱える激しい般若心経であることから相方が命名)で体の中の悪いものが叩き出されたのか、晴れ晴れとした気持ちで表に出ると、あら~。

 

<三毛猫さん>

 

看板ネコさんでしょうか?かわいいな~ラブラブ

近づいたら逃げちゃうかな?と思ったけど、撫でさせてくれました。飛び出すハート

 

<意外と懐こい?>

 

先の富貴寺といいネコさんついてるな。

思いがけない福が舞い込んできたりして・・・ね。( ´艸`)

 

<にゃ~ん♪>

 

雷山千如寺大悲王院:福岡県糸島市雷山626 HP