3月6日(日)、太宰府に行きました。
いつものように観世音寺前の観光駐車場に車を止め、戒壇院、
<鑑真が日本で初めての授戒を行ったといわれる戒壇院>
<戒壇院本堂>
観世音寺とお参りし、
<天智天皇の発願により建立された観世音寺>
<県有形文化財の観世音寺金堂>
太宰府天満宮へ。
<白川の遊歩道から見た宝満山>
例年年が明けると必ずご挨拶に伺う太宰府天満宮。しかし今年もコロナ渦でタイミングを計っているうちに気が付けば3月に。(爆)
「さすがに少しは空いているだろう。」と思ったのですが、門前町に着いてみると多くの参拝客で溢れかえっていて―
<太宰府天満宮の楼門>
境内に入った瞬間ふわりと漂う梅の香に
<ベストシーズン到来!>
「そうか、今が1番良い季節だったな。」と思い至った次第。^^;
手水舎で身を清め、
<手水舎そばにある麒麟と鷽(うそ)の像>
楼門をくぐったところ、「道を空けてください。」と職員さんに呼び止められました。何事かと思いきや、ややっ?本殿前に見えるあれは・・・
<十二単をまとった女性の列>
曲水の宴の参進じゃないですか!
うわー、うわー、感激だな~
門前町の賑わいがまるでお祭のようだと思ったら、ホントに祭日だったのね。^^;
<曲水の宴の告知板>
参宴者の行列を見送った後、改めて参道を御本殿へと進みます。
<太宰府天満宮本殿>
密を避けて脇からお参り。
その頭上には道真公を慕って京より飛来したという飛梅が。
<飛梅>
花の盛りは過ぎていましたが、見ることが出来てこちらも感激です。
御本殿から境内東に鎮座する摂社末社にお参りし、
<摂社末社>
天神さまの杜を抜けて
<天神さまの杜にそそり立つ巨樹>
天開稲荷社へ。
<天開稲荷社>
いつもは静かな境内に、「最後のひとつ!当たりのつもりで引いてみませんか~?」と神職さんの声が。「こちらも何事?」と思い行ってみると、そこで行われていたのは福引。なんとこの日は天開稲荷社の初午祭だったそうで
<3月6日初午祭(3月の祭典・行事の案内板より)>
福引には間に合わなかったけど良い日にお参りできたなぁとホクホク♪
<天開稲荷社の鳥居と梅の花>
帰り際、梅見がてら「曲水の庭」へ。
梅の花コレクション
ちょうど宴の最中でしたが、新型コロナ感染予防のため立ち止まって見ることは出来ず。それでもちょっとだけ様子が垣間見え、平安絵巻さながらの雰囲気に触れることができました。
<曲水の宴(画像は「西日本新聞」さんよりお借りしました)>
曲水の宴に天開稲荷社初午祭、そしてたくさんの梅の花・・・ 太宰府の春を満喫し、大満足の太宰府参りでした。*^^*
<観世音寺から見た四王寺山>
おまけ
太宰府天満宮の鷽(うそ)みくじ。
太宰府天満宮には「鷽替え」という、暗闇で手にした「木うそ(木でできた鷽の像)」を互いに交換する神事があります。1月7日に行われるもので当然わたしは参加したことがないのですが、画像で見た「木うそ」がかわいくて、今回それを模ったおみくじを引いてみました。
太宰府に左遷された道真公が神事の最中蜂に襲われていたのを食べて救ったとも、社殿を建てる際その木材を食い散らかしていた虫を食べてくれたとも伝えられる鷽。
幸運を招く守り神として太宰府天満宮に祀られているそうで、お言葉をいただいた後は家に飾り、お守りにさせていただいてます。*^^*
・太宰府天満宮:福岡県太宰府市宰府4丁目7-1 HP