猿田彦神社から内宮へ、県道32号線を渡ったところにこんな地下道がありました。

 

<内宮おかげ参道>

 

「内宮おかげ参道」という名に「内宮はこの先かな?」と何も考えず進んだところ、

 

<地下参道の屏風絵>

 

「うわー、すごい!びっくり これ、江戸のおかげ参りだよね?!」

 

<二見浦での禊の図>

 

こちら香川県の画家・門脇俊一さんが描いた屏風絵だそうで、それはもう時代絵巻を見るような見事さ。まるで江戸時代にタイムスリップしたみたいです。音譜

 

ワクワクして通り抜けたところ、「あれ?内宮はどっちだ?」 現在位置を完全に見失ってしまいました。(爆) 困り果て、たまたまお散歩で通りかかった地元の方にお尋ねしたところ、

 

「ああ、それならその「おかげ参道」をくぐって左です。「おかげ参道」は一見の価値がありますよ?ぜひとも通るといい♪ ^^」

 

と教えてくださいました。

 

お礼を言って別れたのですが(その節はご親切にありがとうございました)、

 

「あれ?・・・ってことは、わたし達通る必要なかったってこと?^^;」

 

なんておマヌケ汗 でも確かにあれは見る価値あり!うん、結果通ってよかったです。(笑)

 

再び「内宮おかげ参道」をくぐり左に折れると、見覚えのある通りに出ました。

 

<朝のおはらい町通り>

 

「これがあのおはらい町通り?」

 

まだ朝の6時前。どのお店も開いていないので当然といえば当然なのですが、前日の賑わいを知っているだけに、

 

<前日のおはらい町通り>

 

この静けさがなんだか不思議に思えました。

 

<早朝から開店している赤福本店>

 

内宮の門前町である「おはらい町通り」は今でこそ年間500万人もの人が訪れる一大観光地ですが、昭和40年代の頃は閑散としていたそうです。というのも鉄道やバスでの参拝が主流になり、内宮参拝後そのまま志摩や鳥羽等次の観光地に向かう人が増えたからだとか。

そこで人を呼び込める魅力的な町づくりをしようと、地元の人と行政が協力し、建物の外観をこのように江戸時代風に統一したらしいのですが(←大好きな「ブラタモリ」情報/笑)、

 

<江戸時代風なおはらい町通り>

 

いいですよね。

お店が開いてなくても、歩いているだけで楽しい♪ (たとえフェイクでもね。^^)

 

<電信柱の上にお烏さん>

 

おはらい町を通り抜け、宇治橋の前へ。

 

<宇治橋>

 

いよいよ内宮に参拝します。

 

・内宮おかげ参道:三重県伊勢市宇治浦田1丁目

・おはらい町通り:三重県伊勢市宇治中之切町周辺

・赤福本店:三重県伊勢市宇治中之切町26 HP