「『古事記』好き」と言いながら興味があるのは上巻だけだったので、これまで中、下巻はダイジェスト版でしか読んだことがなかったかねし。

 

<角川書店編「ビギナーズ・クラシックス 古事記」(角川ソフィア文庫)>

 

やはりちゃんと読んでおいた方がいいだろうと、先日こちらの本を購入しました。

  

<中村啓信訳注「新版 古事記 現代語訳付き」(角川ソフィア文庫)>

 

訓読文、現代語訳、本文が合わせて載せられているうえ索引付きなので、お目当てのお話がさく!と調べられて便利です♪

 

そもそもわたしが「古事記」にハマったきっかけというのがコレ。

 

<歴史読本 2006年9月号>

 

この雑誌で初めて「古事記(の上巻)」を読んだのですが、子どもの頃慣れ親しんだ「ヤマタノオロチ」や「因幡の白うさぎ」のお話がこんな風に書かれていたなんて!と驚きました。

神さまなのに怒ったり暴れたり、全然完璧じゃないし・・・

それに、言葉の音というか響きがなんとも日本語らしく心地よい。(「新版 古事記」の本文を見たら漢字ばかりで、「そうか、まだひらがなやカタカナがなかったんだっけ。」と当然のことに思い至りましたが、日本語に漢字を当てるのは大変だったろうなと太安万侶の苦労を思いました。)

 

以来「古事記」関連の本を見つけるとついつい手に取ってしまい、

 

<歴史読本 左:2011年11月号、右:2012年4月号>

 

<左:時空旅人Vol.7「神話彷徨」(三栄書房)、右:一個人2012年4月号(ベストセラーズ)>

 

<歴史群像1月号別冊「CARTA 2012年新春号」(学研プラス)>

 

気が付けばこんなに・・・ ^^;

 

中でもお気に入りはこれ。

 

<「古事記 神話を旅する」(洋泉社)>

 

古事記の舞台がきれいな写真で紹介されていて、これ見たら、もう実際に訪ねないではいられない・・・ うずうず音譜 

 

あ、でも秀逸はやっぱりこれですかねぇ。

 

<芸術新潮 2012年6月号(新潮社)>

 

芸術新潮の写真って本当きれい。風景の切り取り方っていうのかな?すごく雰囲気あって美しいです。

あと、うれしかったのがこの御茶目な付録。( ´艸`)

 

<芸術新潮2012年6月号の綴じ込み「神武東征双六」>

 

コマを追うだけで神武東征がわかるという。(笑)

 

めくるめく「古事記」の世界。

次はどこに行きましょうかねぇ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*: