「がまこう庵」さんで昼食をいただいてから霧島神宮へ。
<霧島神宮>
何度見ても、木々の緑に赤い御社殿が映えて美しい・・・
三の鳥居の前に立って、薄暗い参道の向こうにぽっと光が差すように佇む姿を見ると、ホント神がかっているなぁと思えます。
手水舎で身を清め、
<手水舎。水口は江戸時代の名石工・岩永三五郎の作>
勅使殿の前で二礼二拍手一礼で参拝。
御本殿に祀られるのは天孫降臨伝説に語られるニニギノミコト様です。
参拝後秀麗な御社殿を拝見。
極彩色に彩られた装飾の数々にため息がもれます。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
美を堪能して御神木の下へ。
<御神木>
樹齢約800年という霧島メアサ(南九州の杉の祖といわれる)。
先の台風の爪痕でしょうか、幹の傷がちょっと痛々しいのですが、それでもこの風格、圧倒されます。
最近、この御神木に神様が姿を現されたと聞き、見上げて目を凝らしてみました。どこだろう?
たまたま他の観光客を案内していたガイドさんのお話に耳をすませ(←盗み聞きともいう/爆)、背後から見るのだと知る。
一旦柵の外に出て回り込んでみると―
<御神木に現れた神様>
あ!ホントだ!!
烏帽子を被った神様が手を合わせているお姿に見えます。ヽ(*'0'*)ツ
感動
<旧参道にあたる亀石坂。坂本龍馬も通ったとか・・・>
神様のありがたいお姿を拝んでから高千穂河原へ。
<高千穂河原>
霧島神宮元宮跡を訪ねました。
文歴元年(1234年)まで霧島神宮があった場所。噴火のため現在の地に移されましたが、今でも神事が行われる神聖な場所です。
<霧島神宮古宮址、天孫降臨神籬斎場>
石段を登り、鳥居をくぐると祭壇があります。
祭壇の背後に見える御鉢、その向こうには、見えませんが天孫降臨の地・高千穂峰がそびえています。
「これこそお山信仰・・・」
そう思える風景に身の引き締まる思いがします。
祭壇の前でお参り。
静かに手を合わせると、涼やかな風が吹き、それと共に木々の、土の香りが運ばれてきます。
この濃密な山の空気、しばらく御無沙汰だったなぁ・・・
久し振り山に行きたいと心底思いました。
「国民宿舎みやま荘」でぶわぶわ湯の花が浮かぶ濃厚温泉に浸かってから(画像なしです、ごめんなさい)、お宿「国民宿舎くまがわ荘」へ。
はらぺこのわたし達を迎えてくれたのは、人吉のうンまいもん達♪
<上段:前菜、中段左:お造り、中段右:鮎の塩焼き、下段左:うなぎ、下段右:天ぷら>
極上の温泉に浸かって疲れを癒し、翌日の相良三十三観音めぐりに備え、早々に就寝しました。