『地上へと戻ったホオリのもとに、ホオリの子を身ごもったトヨタマヒメが訪ねてきました。「天つ神であるあなたの子を海で生むのはよくないと思い、こうして参りました。」

 

ホオリはトヨタマヒメのために鵜の羽で産屋を作り始めましたが、屋根を葺き終えないうちにトヨタマヒメは産気づいてしまいます。

 

「けして中をのぞがないでください。」そう言ってトヨタマヒメは未完成の産屋にこもってしまいました。

 

気になったホオリがそっと中を伺うと、そこには1匹の大きなサメが。それが海の住人であるトヨタマヒメの本来の姿だったのです。

 

姿を見られたことを恥じたトヨタマヒメは妹のタマヨリヒメに我が子を託し、海の中へ。「鵜の羽で屋根を葺き終える前に生まれた子」という意味でウガヤフキアエズと名づけられた皇子はその後タマヨリヒメと結婚し、初代神武天皇が生まれました。』

 ~「古事記」より~ 

 

その神武天皇の御親神・鵜草葺不合命を祀るのが鵜戸神宮です。

これまで使っていた鵜戸参宮線(市道)が通行止めだったので(現在は通行可、ただし時間制限有)、八丁坂参道経由で。
 
20160805_01

<八丁坂参道に通じる駐車場への目印・GS>
 

八丁坂新参道を歩いて行くと、ちょうど神犬石(いぬいし)の前に出ます。

 
20160805_03

<神犬石>

 

神犬石から左に折れ、参道を御本殿へと進みます。

 
20160805_05

<神門>
 
20160805_06

<参道>

 

それにしても、神社境内とは思えないトロピカルな風景。
 
20160805_07

<ソテツと青い海>

 

宮崎ならではの風景ですね。*^^*

しかもこの日は快晴とあって、海の青さが際立ちます。

 

楼門をくぐりさらに進むと、

 

20160805_04

<楼門>

 
「福注連縄」というものがありました。

 

20160805_12

<福注連縄>

 

この玉橋より先は古来より聖域とされ、人々は身を清めてから参拝したとか。宮崎に来て最初のお参りなので、わたし達もこの注連縄で身を清めることにしました。
 

心身を清め、すっきりしたところで御本殿へ。

鵜戸神宮は全国でも珍しい下り参道。下方を覗き込むと、御本殿の入口が見えてきました。

  

20160805_08

<御本殿入口と奇岩群>

 

鵜戸神宮の御本殿は産殿の跡とされる洞窟内にあります。
 

20160805_11

<御本殿入口>

 

洞窟内に佇む朱塗りの御社殿は、とても神秘的です。
 

20160805_09

<御本殿>

 

御本殿の裏には、トヨタマヒメが我が子のため両乳房を洞窟にくっつけたと伝わる「おちち岩」があります。今なお滴る岩しみずは御霊水とされており、ありがたくいただきました。

 

心行くまでお参りした後は、例のアレにチャレンジ音譜

そう!「運玉」です!

 

20160805_02

<運玉>

 

この素焼きの玉を、御本殿下の霊石・亀石に向かって男性は左手、女性は右手で投げ、枡形の窪みにうまく入れることができれば願いが叶うといわれています。

 
20160805_10
<亀石>
 

チャンスは5回。

前回のチャレンジではことごとく外し、人様が投入れた運玉をお守りとしていただいてきたのですが(←他力本願)、果たして今回は―

 

なんと!玉2つ残して見事成功!!うほっラブラブ

 

しかし―

 

「ああっ、投げる前に願い事するの忘れてたーーーっあせる

 

・・・無欲の勝利か?^^;

 

でも改めて願うまでもなく、願いはいつも胸の中にあるから。神様はきっと聞き届けてくださいます・・・よね?^^;;
 

・鵜戸神宮:宮崎県日南市宮浦3232 HP