神話をめぐる旅はまだ続きます。

翌日、延岡のお宿を出発して高千穂へ。

 

神々のふるさととして知られる高千穂には、たくさんの神話スポットがあります。

できれば1日かけてじっくり周りたいところですが、今回高千穂を訪ねるのは4回目ですし、時間もないのでダイジェスト版ってことで。^^;

 

まず訪ねたのはアマテラスゆかりの神社、天岩戸神社です。

 
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<天岩戸神社(西本宮)>

 

この神社に伝わるお話とは、もちろん、その名の通り「天岩戸」です。^^

 

『イザナキは禊によって生まれたアマテラス、ツクヨミ、スサノオにそれぞれ天界、夜、海原を治めるよう命じます。しかしスサノオだけがこれに反抗、怒ったイザナキはスサノオを天界から追放してしまいました。

スサノオは天界を去る前に姉のもとを訪ねますが、そこで乱暴狼藉をはたらき、恐れをなしたアマテラスは天の岩屋に引きこもってしまいます。

日の神・アマテラスが隠れてしまったため地上は闇に閉ざされ、至る所で災いが起こりました。

困った八百万の神々は天安河原に集まり相談しました。そこで知恵の神・オモイカネが作戦を練り、玉作りの神・タマノオヤに玉飾りを、鏡作りの神・イシコリドメに鏡をそれぞれ作らせました。

準備が整ったところで、祭祀の神・フトダマが献上の品々を捧げ持ち、言霊の神・アメノコヤネが祝詞をあげます。次にアメノウズメがおもしろおかしく舞い踊り、それを見た神々がやんやと囃し立てます。

外の様子を不思議に思ったアマテラスがそっと岩戸を開いたところ、タジカラオがえいやっ!と岩をこじ開け、中からアマテラスを引っ張り出しました。こうして世界に再び光が戻ったのでした。』 ~「古事記」より~

 

天岩戸神社は、そのアマテラスがお隠れになった天岩戸を御神体とする神社です。

 

功労者の1人・タジカラオに迎えられ、

 

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<神社入口にあるタジカラオ像>

 

苔むした石灯篭が並ぶ玉砂利の参道を進むと、右手に神門があり、

 

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<天岩戸神社の参道>
 

木立の中、御社殿が厳かに佇んでいます。

 
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<天岩戸神社の拝殿>

 

御祭神は大日霎尊(おおひるめのみこと/天照皇大神の別称)。天岩戸そのものを御神体としてお祀りしているため、本殿はありません。

 

社務所にお願いすると神職の方の案内で、岩戸川の対岸にある天岩戸を遥拝所より拝観することができます。

以前拝観させていただいたことがあるのですが、洞窟の一部が崩落しているのと、周辺の木々が茂っているのとで、その姿をはっきり見てとることはできなかったのですが、なんとも言えない気配、迫力を感じました。

 

「今後崩落が進み、木々に遮られたとしても、天岩戸は神域であるため人の手が入ることはありません。」

 

その時神職さんがお話してくださった「自然のなすままに・・・」というお言葉は、今でも心に残っています。

 

拝殿の前には御神木である招霊(おがたま)の木があります。

 

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<招霊の木>

 

アメノウズメが手にもって踊ったとされる枝です。

神楽鈴の起源といわれていますが、なるほど、

 

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<招霊の実>

 

実の付き方が神楽鈴そっくりです!

 

 

さて、天岩戸神社の先、岩戸川上流には、八百万の神々が集まって相談したという天安河原があるのですが、

 

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<天安河原 2008年8月撮影>

 

相方:「この雨の中行くっていうの・・・?」

 

そ、そうよね、足元が滑って危ないもんねあせる いや、いいです・・・ ^^;
 

ってことで。

拝殿の脇、天安河原の遥拝所でもある神楽殿からお参りしました。

 
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<古代銀杏と神楽殿>
 

岩戸川を挟んだ対岸には天岩戸東本宮があります。

 

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<天岩戸東本宮 2008年8月撮影>
 

アマテラスが天岩戸から出られたとき、オモイカネがその手をとってこの地に造営した御社殿に鎮まるようお願いしたと伝えられています。

 

6年前に訪ねたとき、

 

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<天岩戸東本宮の御社殿 2008年8月撮影>
 

西本宮に比べるとこじんまりしたお社ながら、この先にあの天岩戸があると思うせいか、ただならぬ御神気が漂っているような気がしました。

 

できれば今回も西本宮と合わせてお参りしたいところですが、

 

相方:「・・・・・・・」 ←無言の圧力

 

そ、そうよね、時間ないもんねあせる いや、いいです・・・ ^^;;

 

ダイジェストと割り切って来たものの、やっぱり高千穂を周るには丸1日は欲しいなと思いました。(汗)

 

・天岩戸神社:宮崎県西臼杵群高千穂町岩戸1073 HP