リセットは必要 | 古典技法額縁制作修復 KANESEI

リセットは必要

 

結局、完成した小箱はまた黒なのでした。

 

 

少々抵抗して・・・というか、自制して黒以外の箱も作りましたが、定期的に黒小箱を作ってリセットしてから新たに色付き小箱を作る、というのが良いペースなのです。

 

とは言え、真っ黒ですけれど内側には濃いバラ色の布を貼りました。

「真っ黒だな~」と何気なく開けてみて、あらびっくり、実は乙女チック!

 

 

この小箱はすでにインスタグラムでご紹介したのですが、その際に「外は真っ黒でも内側は乙女バラ色、ツンデレ小箱」などと書きました。

ツンデレってすでに死語なのですね。そうですか、使えるようになってきたらもう死語・・・そんなものですね。ちなみにきっと、と言うか確実に「乙女チック」も死語。

 

 

この小箱は角に溝を入れてみたのですが、その影響なのかペルシャのような天平風なような、エキゾチックな異国情緒漂う雰囲気になりました。

 

▲パスティリアで入れた模様はイタリアの古い額縁から拝借しました。

 

 

黒い小箱を作って落ち着きましたので、また気持ち新たに明るい色の小箱を作ることにします!