鎌倉へ 気持ち穏やか | 古典技法額縁制作修復 KANESEI

鎌倉へ 気持ち穏やか

 

2023年12月の終わりに鎌倉へ行きました。

毎年我が家の恒例行事、鶴岡八幡宮へのお参りと由比ガ浜での深呼吸へ。

 

昨年は正面からお参りせず慌ただしいお参りでしたが、今年はやっぱり正面から伺わなくちゃね!と言うことで、鳥居をくぐってテクテクと歩きます。

 

▲中央の舞殿、お正月準備で美しい締め縄が飾られていました。

 

とにかくもう、人が多い。毎年増えているのでは?と思うほどです。

老若男女、そして外国からの方が沢山。聞こえてきたのは英語と中国語が多かったようです。

 

▲幸せそうなご家族。日本を楽しんでください。

 

▲お参りを終えて振り返ると、八幡宮から海まで続く道が見える。

 

▲「ニーーン♪」2021年はマスク姿だった狛犬も今年は笑顔(?)

後ろの2代目大イチョウもスクスク育っていました。

 

さて、お昼にしましょう。

八幡宮入口の池の横にあるカフェテリアは穴場なのか、小町通などのお店に比べると並ばず静か、そして景色も良いので好きな場所です。

ここでおうどんをば。

 

 

写真が悪い・・・のですが!

関西風のお出汁にシンプルな具(牛煮込み、ネギ、温泉卵)で、それはそれは美味しいのでした!このお出汁・・・たまらなく美味しくて、すっかり飲み干しました。

茶寮 風の杜

 

腹ごしらえも無事に済ませ、いざいざ由比ガ浜へ参りましょうぞ。

もう小町通は恐ろしいので(人込みも歩き食べの食べ物もニオイも・・・)、若宮大路をまっすぐ突き進む。

段葛は着物を着せてもらった観光客がのんびり散歩しています。のどかで良い風景です。

 

若宮大路も少しずつ小町通化してきていることに気づく。いつも立ち寄っていた骨董店2軒はいつの間にかふたつともとも無くなっていて、謎のパワーストーンのお店やら和雑貨店、そして食べ歩き用のおやつの店・・・

いや、もう何も言うまいよ。わたしの記憶の鎌倉が遠くなるだけ。今は今の鎌倉の姿がある。祇園精舎の鐘の音を聞いたのでした。

 

 

変わらない由比ガ浜で気分転換です。今年も良く晴れて暖かで気持ちが良い!

中学生くらいの女の子たちがキャッキャと遊ぶ姿に昔の自分を思い出して和んで

 

 

太平洋の宝さがし。

今年はなにも見つからなくて、でも海風と日差しで気持ちも穏やかになりました。

広々とした場所でボォォォ~~ッとする時間は、人生で必要です。

 

帰りの車の窓からは、遠く薄ぼんやりと頂上の雪だけが見える富士山が「また来年元気においで」と言ってくれているようでした。

 

▲江の島の向こうに薄く薄く見えているのです。

 

鎌倉詣を終えて、2024年を迎える気持ちになりました。

さぁさぁ、今年も出来ることを出来るだけ、マイペースに頑張ります。