シルヴァーノのカルトッチョ 8 完成 | 古典技法額縁制作修復 KANESEI

シルヴァーノのカルトッチョ 8 完成

 

シルヴァーノ・ヴェストゥリ氏のカルトッチョ額縁

箔作業も終わりまして、これにて完成です。

 

 

箔をどこまで置く(貼る)か

どこまで磨くか磨かないか・・・悩みましたが

貝殻の内側、C字部分の内側、葉の裏側を

磨かずに艶消しで仕上げました。

 

 

派手なデザインですので、艶消しがあると

すこし抜け感ができて落ち着くかと思っています。

 

裏にあったパオラの書き込みだけは

記念として残しました。

"A SCARTOCCIO   VESTRI SILVANO"

 

 

古色付けはせず、このままで。

ひらひらと薄くて繊細な

カルトッチョらしい表現ができたのでは、と

眺めております。

 

シルヴァーノさん、いかがでしょうか。