こんにちは。
今年の夏は大変暑うございましたね。
おかげでワタクシ、六、七、八と、三ヶ月もの間京都に足を踏み入れませんでしたし、自然、ご朱印熱も下火になっておりましてんけど、九月の初めに比叡山を訪れたとき、さるちゃんからお土産を頂きまして。
それがこちら。
厳島神社のご朱印。厳島神社といっても、かの有名な安芸の宮島ではなく、山口県の厳島神社です。
このお寺には、高杉さんが太鼓を奉納された神社で、維新から150年の今年限定で、太鼓の由緒を記した黒印の押されたご朱印を頂けるという情報を得たのは、今年の春でしたでしょうか・・・。
半ば冗談で、「さるちゃん、もらってきてよー」とラインしたら、ほんとに行ってくれたwwww
しかも、萩にも行ってきたとのことで。こちらも。
左が、毛利家の菩提寺「東光寺」、右が、幼き日の高杉さんがお母さんと共に訪れ、大天狗の面にビビってベソかいた「円政寺」のもの。
そして、萩といえば「松蔭神社」。
私、三ヶ寺とも行ったことあって、ご朱印ももらったんだけど、ホテルにまるっと忘れてきたんですよーっ。悔やんでも悔やみきれない気持ちでいたから、お土産で頂けてほんと嬉しくて。
萎みかけてた幕末熱と、ご朱印熱か燃え上がりましてん。
そこで、お返しになるような幕末ご朱印を求めて、行ってきました京都。
ちょうど、年に一度しかご開帳されない仏様を拝める日だったので、幕末関係ないけど、まずは丸太町の「薬師院」さんへ。
到着したのは10時半くらいだったのですが、すでに行列ができていて。といっても、30人くらいだったので、そう待たずにもらえるだろうと暢気にかまえていました。
そこへやってきた上品な老婦人。
「これってご朱印の列ですか?」
と尋ねられたのをきっかけに、おしゃべりしながら並んでいました。が、10分以上たっても、まったく動かない列に、痺れを切らしたご婦人が、お茶を配りにきてくださったお寺の方に、「ちっとも動かないけど、どうなってます?」と聞いたところ、衝撃の事実が。
「法要が13時からですのて゛、ご朱印の頒布も13時からです」
なんとーーっ。今、まだ11時wwww
ええ・・並びましたよ。
私、これ、ご婦人がいらっしゃらなかったら諦めてた。
10月だというのにものすごく気温が高くて、日差しも強くて、ご婦人が日傘に入れてくださらなかったら倒れてたw
二時間半待っていただけたご朱印はこちら。
以下は通常時にも頂けるもののようですが、「ご開扉」の文字は、この日だけだったのかもしれません。
ご婦人と丸太町駅までご一緒し、「楽しかったわ、ありかとう」のお言葉を頂戴した後、私は伏見へ。
訪れたのはここ。
ここは、鳥羽伏見の戦いの会戦地なんです。
本編でも目前に迫っているーーー。
いただいたご朱印はこちら。
こちらは同じ150年記念でも、「明治天皇行幸150年記念」でした。
この由緒書きをよく見てほしいのですが・・・
城南宮さんへは、最寄の竹田駅から歩いて行ったんですが、なにしろ暑くてしんどくて。帰りも歩くの嫌だなーと思ってたら、境内にタクシー会社直通の電話機が置いてあった。病院とかによくあるやつ。便利ー。すべての寺社に置いてほしいわw
竹田駅から近鉄電車にのって、伏見桃山駅まで。
次なる目的地はもう何度も訪れているここ。
「御香宮」さん。
ここも、ちょっと前まで普通のご朱印しか置いてなかったけど、今はオサレになってるんですよー。
ね、綺麗。伏見の名水は有名ですが、中でもこちらの境内には名水百選だかなんだかに選ばれた水が湧いているのです。だから、水をイメージしたさわやかご朱印。
もうひとつ、私の本命はこちら。
今年限定の、維新150年記念ご朱印。でも、これ一年を四期にわけて、それぞれ違うご朱印だったらしい。これは四期目のものになるから、前のも欲しかったなー。でもまあ、紙が違うくらいのことなんだけど。
ここから京阪の桃山駅まで歩いて、そこから淀駅まで。この時点で時刻二時半。そーいやお昼ごはん食べてない。おなかペコペコだけど、もうランチタイムおわってるしなー。仕方ない・・・と、コンビニで栄養ゼリーを買って、吸いながら歩く。
一人きりだとこんなもんだw
最後の目的地は、「長円寺」さん。ここももう何度目かな・・・。
こちらのご朱印は、書置きをセルフで頂き、お金は賽銭箱に入れていくシステム。
いただいたご朱印はこちら。
二枚セットで千円。
さるちゃんの分と二部頂こうと、財布を取り出し青ざめた。
英世がお一人様だ・・・・。あとは諭吉しかいない・・・・・・。
というわけで、こちらはもらえんかった、ごめん(私信)。
帰りの電車の中で、まだ時間あるなあ。東福寺でもいこうかなあ・・・と思いながらも、空腹に耐えかねて挫折。
いつもはパスタだけど、一人なので別の店でおひつご飯。
しらすのご飯は、最後に出汁をかけてお茶漬けに。
デザートとコーヒーまで堪能して、本日の旅は終わり。
一人にしては頑張ったw
それではまたー