最高の練習ができました! | 陸上競技クラブ オホーツクAC/キッズ監督 金子航太のブログ

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走幅跳が専門のアスリート「金子航太」が,毎日のいろいろ「ん?」って思ったことを,コーチの視点とアスリートの視点から綴ります.

本日はオホーツクキッズJチーム(中学生)とサポートアスリートの練習.

いつもは種目別の練習になりますが,本日は全体練習.(フィールド記録会出場組は別メニュー)

毎回,感じることなのですが,この全体練習がオホーツクキッズで最も良い練習です.

何と言っても雰囲気が良い.「無理」「きつい」がなく,全員が強くなるために真剣であり,本気で全力.

この空間にいれば必ず強くなる.そう確信しています.

 

オホーツクキッズの子ども達がなぜ強くなるのか.

ぜひ,見にきてほしいです.本当の陸上競技を知ることができると思います.

ブログや文字では伝えきれません.

 

刺激入れの様子.

練習前の儀式.

 

メディシンボール投げ.

人数がこれだけいると圧巻の光景です.

この後は動きづくりをして本日は全体で走練習.

 

ハードル組は試したいことがあったので,別メニュー.

それ以外は150mを3本.

たかが3本,メニューとしての負荷は低そうには見えますが,終わったあとはこの状態.

ハードルと混成組.

少ない本数でどれだけ負荷を高められるのかが,アスリートとしての本当の力がわかります.

少ない本数で限界まで追い込められない人間がはっきり言って伸びません.

本数をこなすのはただの自己満足.自分の限界までどれだけいけることができるのか.

究極は1本でそこまでいければ最も回復も早くなるし,効率も良い.

 

少ない本数で限界まで追い込むのは競技者の役割でもありますが,指導者の腕の見せ所でもあります.

メインの練習にいかせるまでのメニューの流れづくり,本気を出す雰囲気づくり.

指導者は演出家と似ていると思っています.最後に向けて,どのように場を盛り上げていけるのか.

 

本日は良い練習ができました.

 

強くなるなと確信した場面.

投擲チームが練習後に自主的に投擲練習を再びおこなったこと.

個人にはなりますが,150mを終えて,30分ほど酸欠で倒れていた優飛がなんとか起き上がって「きついから補強をしないのは甘えですか?」と聞いてきたこと.即答で「甘え」と答えました.その後に補強をしていました.よく頑張った.

 

中学生や高校生のアスリート達.

「自分はもう伸びない・・・」「自分には才能がないから・・・」「努力してるのに伸びない・・・」そんなことを思ってる子達にはっきり言いたい.

 

まだ伸びるほどあきらめるほど練習はしてないよ?

本当の練習を知りたければいつでもオホーツクキッズの練習においで.