”強くなるための素質”を思い出しました. | 陸上競技クラブ オホーツクAC/キッズ監督 金子航太のブログ

陸上競技クラブ オホーツクAC/キッズ監督 金子航太のブログ

走幅跳が専門のアスリート「金子航太」が,毎日のいろいろ「ん?」って思ったことを,コーチの視点とアスリートの視点から綴ります.

先日の土日に札幌市からパーソナルトレーニング指導を受けに走幅跳選手が北見に来ました.

今回でパーソナルトレーニングとしては2回目.オホーツクロングジャンパーの集いにも参加をしているので指導回数としては3回目になります.

 

札幌市から北見市は約300km .

往復だと約600km.時間にすると休憩無しで往復8時間.

北海道以外の県で考えると他の県をまたいでさらに奥の県まで行けるかと思います.

そのような遠い場所から来ていただけることは本当に指導者として嬉しいです.

 

こういうパーソナルトレーニング指導をするたびに思い出すのは大学コーチ時代に北海道から遠く離れた千葉県勝浦市まで指導を受けに来た秋山翔飛選手です.

 

最終的な自己ベストは7m76と日本トップクラスの競技者なるのですが,指導を受けにきて出会った時は高校2年生で自己ベストは6m49.走りも未熟,跳びも未熟でした.それでも「強くなりたい」という情熱は最強.一つずつの動きを作り上げて,連続写真を作成し分析をして課題も出してお別れ.約1週間の修行でした.

 

その秋山翔飛選手の高校3年生での自己ベストは7m28.

前年よりも79cmの自己ベストです.私の指導が良かったわけではありません.

競技に対する情熱があればどのようなことでも吸収をしてくれるのでぐっと伸びるのです.

 

詳しくは過去のブログを御覧ください.

懐かしい.

 

今回のパーソナルトレーニング指導は2日間連続.

合宿形式でおこないました.1日目は「走り」をメインに2日目は「跳び」につなげる作業.

中助走ではありましたが,去年の自己ベストを超える跳びをすることができました.

 

奇しくも跳躍のタイプが秋山翔飛選手と似ているのが面白い.

どこまで伸びてくれるかな.楽しみです.

良い踏切ができるようになりました.

 

私も一緒にトレーニング.

パーソナル指導では手本を見せながら理論を伝えています.

闘うコーチング.

ヘロヘロになりながら頑張りました.