激闘の北海道中学校陸上競技大会を終えて・・・初のJチーム(中学生)の練習.
久しぶりの全体練習.全員が集まり,北海道中学校陸上競技大会の結果方向や監督からの話をさせていただきました.
私から話をした内容は
「結果や記録は誇りにしても良い.でも,それ以上に最も誇りにして欲しいことはこの結果を得るまでの過程.誰一人として苦しんで今の自分の結果を獲得できた人はいない.全国が決まったアスリート,北海道大会優勝をしたアスリートだから何事もなく順調に成長をしてきた?それは違う.みんな,違う内容だけれども誰よりも苦しんだ.その過程を乗り越えたことに意味がある.その過程を誇りに思って欲しい.」そういうニュアンスで伝えました.
好きになればなるほど,楽しいことが増えるわけじゃない.
本気になればなるほど競技が嫌になる瞬間も増えるし,弱い自分と向き合う時間も増える.
そういった過程を誰よりも濃く過ごしたからこそ,得た全国への切符なのです.
全国で戦う7名のアスリート.
前列左から,西迫知希(棒高跳),石田晴大(走幅跳),工藤龍祈(砲丸投).
後列左から井田悠仁(110mH),鎌田亜津煌(走幅跳).相馬可夏子(100mH),田辺采子(砲丸投).
この7名の競技動画を作成しました.
Instagramで公開していたのですが,反響がすごかったのでこちらにも掲載します.
カッコ良いです.
ミーティングを終えてからは全体練習開始.
オホーツクキッズの代名詞の「フィジカルトレーニング」.
技術?走り方?投げ方?跳び方?そんなことよりも身体でしょ.
地味なトレーニングが派手な結果につながる.
発足当時から大切にしているコンセプトです.
フィジカルトレーニングづくしからの変形ダッシュ.
フィジカルが高まればそれに応じてスピードもパワーもついてくる.
ついてくるし,レベルの高いトレーニングにも対応をすることができる.
さて,今回は北海道中学校陸上競技大会を終えたので毎年恒例の世代交代です.
キャプテンと副キャプテンが次の世代へと引き継がれます.
私の中で「オホーツクキッズの幹部」はチームの幹部というもの以上のものがあると思っています.
オホーツクキッズのキャプテンはその世代のオホーツクを引っ張る人間であると・・・.
競技への姿勢,礼儀正しさ,競技力,全ての分野で「さすがだな」「やっぱり違うな」.
そういった人間であるべきだし,そういった人間になれる人間を選んでいます.
2022〜2023年のキャプテン石田晴大と相馬可夏子はその言葉通りにどの中学生よりも陸上競技に対して真正面から正々堂々と向き合ってくれました.変に着飾った言葉はいらない.二人を知る方々であればわかるでしょう.
最後に二人から一言をもらいました.
可夏子は相変わらずのアドリブがきかない感じ.
これも素で人前に立てる可夏子の良さでしょう.
晴大はキャプテンとしてのプレッシャーも感じていたらしく,全国を決めれてホッとしたと.
二人とも二人らしい話をしてくれました.
そして,新しいキャプテンは迷いもなく.
工藤龍祈(砲丸投)と小畠正宗(走幅跳).
二人とも今後の成長が楽しみです.
毎回言っていますが,オホーツクキッズのキャプテンになったメンバー,キャプテンに選ばれるメンバーはそれ相応の人柄と競技への姿勢を求めます.背中でチームを引っ張れる人間になって欲しい.
北海道中学校陸上競技大会を終えたのでみんなで集合写真!
良い笑顔.充実していると顔に表情にでてきます.
さぁ,また新体制で頑張るぞ〜!!