伊達市にて陸上競技教室! | 陸上競技クラブ オホーツクAC/キッズ監督 金子航太のブログ

陸上競技クラブ オホーツクAC/キッズ監督 金子航太のブログ

走幅跳が専門のアスリート「金子航太」が,毎日のいろいろ「ん?」って思ったことを,コーチの視点とアスリートの視点から綴ります.

2022年に引き続き,伊達市にて陸上競技教室をおこなっていました.

伊達市は仙台藩の一門亘理領主の伊達邦成とその家臣によって開拓された土地です.(伊達政宗の家臣で猛将の伊達成実の子孫!)

北海道でも歴史が深く,午前に陸上競技教室をおこなった伊達東小学校はなんと150年を越える歴史のある学校です.

私の卒業をした常呂小学校は1895年の開校だから,20年ほど早く伊達東小学校は開校をしています.

伊達市の歴史は深い・・・.

 

今回はスポーツくじ振興事業の一環で伊達市の「スポーツクラブ藍」の企画で講師を務めさせていただきました.

伊達市は北海道の中でもどこよりも早く中学生の部活動地域移行を進めている地域です.

すでに土日の部活動は地域へ移行をしています.

北海道の中でもどこよりも深い歴史のある地域が,どこよりも早く新たな取り組みをしています.

北見市にも近々地域移行の波がやってくるので,イチ指導者として新たな風を感じさせてもらいます.

 

今回の教室のスケジュールは

午前 伊達東小学校にて陸上強競技教室

2時間目,3時間目,4時間目,5時間目に3年生2クラス,4年生2クラスに陸上競技の授業

午後 伊達光陵中学校にてスポーツクラブ藍の陸上競技クラブに指導(伊達光陵中学と伊達中学の陸上競技部)

 

9:00〜18:00までの陸上競技指導漬けの1日になりました.

オホーツク以外の地域でこういった活動ができることは陸上競技人として幸せなことです.

陸上競技を仕事にしているものとして本当にありがたい.ありがとうございます.

 

教室はオホーツクACの金子航太(走幅跳 PB:7m61)と吉田祐輔(棒高跳 PB:4m80)の2名が講師を務めました.

自己紹介です.

こちらは吉田祐輔の取り組む「棒高跳」について説明をしています.

奇跡的?にステージ上の垂れ幕?が吉田祐輔の自己ベストの4m80でした.

小学生達もびっくりしていました.

これ,人間が跳ぶんだよ.

 

教室は陸上競技の理論の話をしてからスタートをします.

陸上競技以上にスポーツ科学に沿った内容をおこなえば記録が伸びるスポーツはありません.

小学生でも最低限尾の理論の話は必ず取り入れます.

 

簡単すぎる板書.

これでいいんです.これでいいんです・・・.(絵が下手でごめんなさい)

 

理論について話をしたので教室スタート!

まずはジョギングで身体を温めます.

みんなでワイワイとジョギングをしました.

ジョギングは同じ方向を走らなくても良い.

目的は筋温を高めること.それにプラスして,さまざまな場所を走り,ぶつからないように走ることで周囲を見る能力や切り返しなどで足首の筋肉群の強化にもつながります.

 

身体を温めた後は軽くアイスブレイクをいれて,メインのトレーニングヘ.

トレーニングといっても「遊びの延長戦」のものを採用しています.

フラフープを利用して・・・.

ステージ上ではアトラクション!?を利用しておこないました.

 

秘密のトレーニングを終えてからはいよいよ走り方の伝授.

今回はラダーを用いて,走り方を学んでもらいます.

上手!!すごい!!

応用編として,世界トップクラスのアスリートの脚の回転の速さにもチャレンジをしてもらいました.

みんな,上手に速くできてたよ.すごい!!

 

走り方を学んでからはみんなでまとめのダッシュ!

講師の吉田祐輔も全力でのダッシュ.

大人気ない.大人気ないのが大切です.

大人も子供も全力で走る.お互いが全力だと勝っても負けても気持ち良い.

 

速い遅いじゃない.

本気でやるか,本気でやらないか.

本気でやれば成長はできる.

本気でやらなければ成長は絶対にできません.

大人の本気を伝えるのも我々コーチの仕事です.

 

動画で頑張りをみてください.

みんな,よく頑張りました!!

カッコ良い!

 

最後に各クラスごとの集合写真を.

 

 

 

伊達東小学校のみなさん.ありがとうございました!

毎回感じていますが,伊達東小学校の子ども達の元気の良さ,あいさつの心地よさは本当にすごい!

元気いっぱいな校内の雰囲気にいつも力をもらっています.みんな,ありがとう!

 

また,会えるのを楽しみにしています.

かけっこを速くなるために頑張ってね!

 

そして,午後からは伊達光陵中学校グラウンドへ.

スポーツクラブ藍の陸上競技クラブに指導(伊達光陵中学と伊達中学の陸上競技部)です.

 

全体のウォーミングアップを金子が担当.

オホーツクキッズで大切にしていること,フィジカルの大切さ,基本の技術の徹底について伝えさせていただきました.

走ることをほとんどおこなわない内容に中学生達はかなり戸惑っていました.

走る前に大切なことがたくさんあるんです.

 

種目練習では

金子が走幅跳とハードルを担当.

吉田が短距離を担当していきました.

 

2種目共にどこでもできる内容を基本を大切に指導をさせていただきました.

中学生が伸びるために大切なことは運動を理解すること,基本を徹底しておこなうこと,自分に自信をもつことです.

今回の指導でなにか変わることがあれば嬉しいです.

 

動画や写真は撮影できず・・・ごめんなさい.

北海道中学校陸上競技大会でみんなの活躍が見られることを楽しみにしています!

 

前回に引き続き,今回も小学校時代の恩師の近藤大作先生にお世話になりっぱなしでした.

先生が校長を務める学校で2回目の実施.教え子として,最も幸せな講師活動です.

先生から教わった「楽しい陸上競技」を伝える活動を今後も続けていきます.

 

普及と強化はつながっています.

どちらも全力で頑張ります!

 

最後に記念写真.

常呂小学校の同級生のみんな(1988年生まれ).

近藤先生は元気です!