わたしは団塊の世代に属している。
世の中の動きと自身の感じが同じベクトルを指している。
そんな気がいつもしていた。
ウチの北側はお茶の水大学の郊外園になっていた。
それがいつの間にか市の公園になろうとしている。
1995年は生産年齢人口のピークで8720万人だった。
2025年予測は7170万人である。
30年間1550万人の減少である。
働き盛りの人たちがそれだけ減る。
▲18%-30年、▲0.7%-年である。
それなりの高額年収が今は年金収入に変わった。
30年間日本のゼロ成長は無理もないよなと思う。
そこで尊敬すべき小峰隆夫先生の論説をよむ。
そんなに単純なものではないという。
先生は滋賀と和歌山の比較を例示する。
両県とも人口は横ばいである。
しかし滋賀県のGDPは大きく伸び和歌山県は長期停滞。
そうですねえ。
でもね。
滋賀県は東海道新幹線、名神高速、北陸自動車道が通る。
滋賀県が特殊ケースなのではないでしょうか。
と思えてならないのである。
御茶ノ水郊外園が市の公園に変わり豊かさはましている。
これでいいのではないか。