「土砂降りの日には傘を貸さず、晴れた日に貸してくれるところは何でしょう?」。答えは「銀行」。本当に困っている傾きかけた企業には救いの手を差し伸べず、成績良好な優良企業にはいくらでも融資するーーそんな銀行のやり方を風刺した表現です。

 6月11日は「傘の日」であり、1873年6月11日は「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一が日本初の銀行、第一国立銀行(旧・第一勧業銀行、現・みずほ銀行)を設立した日でもあります。

 かつて日米安保闘争が盛んなりし時に、共産主義の脅威から傘となって日本を守ろうと奮闘したのが、旧統一教会の関連団体とされる勝共連合でした。安倍元首相銃撃事件の後から胡散(うさん)臭い奴らとレッテルを貼られ、バッシングを受けてきたのが世界平和統一家庭連合(旧統一教会)です。

 自民党や地方議会からの関係断絶宣言。内定取り消しや部屋を貸してもらえない、車を売ってもらえないなどの差別。あり得ない反日思想とのブラックキャンペーンによって、嫌がらせの落書きや「日本から出ていけ」などの暴言の数々。信徒の中にはTBSをはじめとするマスコミの突撃取材によって生活を乱された人もいます。

 韓国語で「傘」のことを「우산(ウサン)」と言います。たとえ胡散(うさん)臭い奴らと見えても、それで差別や迫害を正当化することはできません。過去の人種差別や宗教迫害の過ちから学ばなければなりません。

 家庭連合の信徒をよく知る人々は「大丈夫ですか」と、マスコミ報道によって傷ついてはいないかと心配してくれるケースが大半でした。「善きサマリア人」(ルカによる福音書10章25〜37節)として接して下さっているようです。

 雨風に打たれて困っている人がいたら、すぐに傘を差し出すことのできる人でありたいものです。「わたしの弟子であるという名のゆえに、この小さい者のひとりに冷たい水一杯でも飲ませてくれる者は、よく言っておくが、決してその報いからもれることはない」(マタイによる福音書10:42)。



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