2024年2月4日(日)よりABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットでプリキュアシリーズ 第21弾『わんだふるぷりきゅあ!』(わんぷり)がスタートしました。



 今回の主人公である犬飼こむぎ(キュアワンダフル)は、シリーズとしては初めて犬という純粋な動物がプリキュアに変身するという新たな要素を盛り込んでいます。また、飼い主である犬飼いろはもキュアフレンディというプリキュアに変身して、何やらワンダフルな展開に……。

 本作品においてはプリキュアの恒例であった肉弾戦は基本的に行われていません。動物愛護の観点からでしょうか。かつて『北斗の拳』がフランスでは暴力表現なしの口喧嘩、罵り合いに表現が改められたと聞きましたが、それとも根本的な理念が異なるようです。

 ガルガルした心を落ち着かせてあげるように、敵を攻撃するのではなく、抱きしめて浄化する、元に戻してあげるという描写を採用しています。ハワイアン・ヒーリングに通じるような宗教性を感じさせます。



 5月13日は「愛犬の日」。飼い犬が吠え続けて鳴きやまないと、近所迷惑になるのではないかと、イライラしてきます。時には厳しく叱りつけたり、ストレスがたまり過ぎると動物虐待にもつながりかねません。

 第1話では愛犬のこむぎと飼い主いろはとの関係性がよく描かれていて、ペットあるあるを感じさせ、視聴者の共感を得たのではないでしょうか。動物には霊人体に相当するような霊的な部分は存在しないとされています。それでも、飼い主の気持ちに感応する精神的な心のようなものは持ち合わせているように感じられます。

 動物たちと会話をしたいと願う「みんな なかよし!」をテーマとした『わんだふるぷりきゅあ!』。実際には、ガルガルした心を落ち着かせる「浄化の祈り」って、ものすごくレベルの高い宗教実践だと思いますよ。



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