世の中には絶対にお客様を裏切ってはいけない仕事が2つあります。1つは医師・薬剤師。もう1つは……

 

 

 


 もう1つはバーテンダー。どちらも処方(レシピ)次第で、提供するものが毒にもなれば薬にもなるからです。

 

 5月1日は「すずらんの日」。可憐なすずらんの花は見ていると心を癒やす薬にもなりますが、知らずに口に入れると毒にもなります。ご注意を。

 日本国憲法では職業選択の自由が保証されていますが、例外もあります。医師・薬剤師です。どんなになりたくても、誰でも自由になれるわけではありません。国家試験に合格しなければならないわけです。

 医療関係者を目指す人には、ぜひ『病院ラジオ』を見てほしいと思って勧めています。2024年4月29日放送の「福岡 がん専門病院編」では、サンドウィッチマンが福岡市にある「九州がんセンター」を訪問。出張ラジオ局を開設して、患者さんや家族の日ごろ言えない思いをリクエスト曲と共に届けました。

https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2024042921368?e-param=GGR9965Q9Y&cid=jp-4LP7MJWPN9

 

 妻も医療関係者として日々、患者の話を聞いているので、休みの日までは遠慮したいと、いつも敬遠されてしまいます。最近はがん関連の病院が多かったので、ちょっと重たくなるかなと思っていましたが、むしろポジティブな体験談を聞くことができて感動しました。

 3年前、後腹膜脂肪肉腫という希少がんと診断された40代のユミさん。入院治療を始めた半月後には「余命1か月、これ以上治療をしても治る可能性は低く、元気なうちに家に帰るか、ご主人と話し合ってください」と医師から告げられました。 

 なかなか言い出せずにいましたが、頑張って主人に、「生きることを諦めたから帰るんじゃない。そういうふうには思わないでほしい」と言いました。すると、「誰もそんなことは思わないから、一緒に帰ろう」との返答。その後、家に帰り、子供たちが添い寝をしてくれたり、家族との濃密な時間を過ごすうちに、いつの間にか腫瘍も小さくなっていたといいます。

 

 がんを告知されることはショックでもあり、辛いことなのでしょうが、今回の出演者からは深刻な病気さえも人生を見つめ直す薬としてポジティブに生きようとする姿を感じさせられました。今この時を大切にし、「ありがとう、ごめんねを素直に言いたい」と語る患者に学ばさせられます。

 

 

 

好きな花は?

 

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