私には兄もいて、弟もいるので、私自身は弟でもあり兄の立場でもありました。世の中で事業などを起こしている人の中で、兄弟力を合わせて成功したという例を耳にします。

 逆に兄弟が相争って家が立ち行かなくなったという悲劇も人類史上、数限りなくありました。歴史に学ぶということは、より良い生き方をする上で必要なポイントでもあります。



 聖書にも何組もの兄弟が登場します。そんな中で弟がキーパーソンになる事例がいくつか見られます。カインの弟アベル、エサウの双子の弟ヤコブ、そしてダビデは8人兄弟の末の弟でした。そこには神様の救援摂理史の秘密が隠されているかもしれません。



 アダム家庭で、神様は次子アベルを立てて長子カインを屈服させようという摂理をなさいました。堕落した母親ですが、そのエバによる兄弟を一つにしようとする努力があったでしょうが、結局はカインがアベルを殺害することによって救援摂理は終結を見ることがきず、延長され始めたのです。

 ノアの時も、母子協助の基準はありましたが、本格的な母子協助の基準はリベカ・ヤコブの時からです。

 ……(中略)……

 神様の摂理の歴史を記録した聖書の中に、理解することのできない記録がたくさんあります。リベカが夫のイサクと長子のエサウをだまし、次子ヤコブを助けて彼に祝福を受けさせました。神様は一見不当に見える方法を用いたこの母子の側に立たれて、彼らに祝福を続けて上げました。

 アダムの家庭では、カインとアベルの兄弟が胎外で争って、次子のアベルがかえって殺されました。(「救援摂理史の原理観」より抜粋、1996.04.16 ワシントン・タイムズ財団創立大会)



かわいがってる年下はいる?


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