「由良のとを渡る舟人かぢをたえ行くえも知らぬ恋の道かな」

 2月7日は「フナの日」ですよ。「コイの日」と間違っていませんか? いえ、いえ。ちゃんと見て下さい。短歌の中に「フナ」が詠み込まれているじゃないですか。「舟(ふな)人」って……。



 意味は以下のようになります。

 「由良の瀬戸を漕ぎ渡っていく舟人が、かじがなくなって行く先もわからずに漂うように、これからの行く末のわからない恋のなりゆきだなあ」

 今や政府自民党は舵を失ったようになってしまいました。真のリーダーシップを持った為政者を失ってしまったことが残念でなりません。

 「フナ、一鉢二鉢、一鉢二鉢。死後くれ、死後に」。これは自然対数の底e=2.7182818284590452……の覚え方です。安倍元首相が亡くなられたのちに、一鉢目は旧統一教会問題、二鉢目はパーティー券問題がやって来ました。どちらも安倍元首相にとっては本来、責められるべき負い目はないことです。

 それなのに国会では、昨日も立憲民主党の長妻昭議員が自民党と旧統一教会の関係を質問し、岸田総理は逃げ惑うばかりでした。

 立憲民主党旧統一教会被害対策本部(本部長:西村智奈美衆院議員)は2022年8月18日、第7回会合を国会内で開催。旧統一教会からの脱会を支援してきた宮村峻さんから、被害の実態と課題について話を聞き、会合には同本部特別参与の有田芳生さんが同席したことが党のホームページで紹介されています。そこには「信者の脱会に多大な力を尽くしてくるとともに、今メディア等で元信者が発言をしていることも、宮村さんの力が大きく働いている」と書かれていました。

 この宮村峻氏が脱会屋ビジネスとして拉致監禁を指示し、家庭連合信者を強制改宗させてきたことは、小出浩久医師が証言しています。有田芳生氏が監禁の事実を知っていたことも、会話した内容から明らかなようです。

 


 そして、家庭連合に対する解散命令請求の証拠として出されたという被害者の証言ですが、その半数以上は、脱会屋グループによる拉致監禁・強制改宗を経た元信者だといいます。彼らは一体、何の被害者なのでしょうか。

 目的や理由に関係なく、拉致監禁は許されざる人権侵害侵害です。全国霊感商法対策弁護士連絡会(全国弁連)の弁護士たちは知りながら、目的のためなら手段も辞さずと非人道的なことを続けてきたのです。

 その犯罪的な拉致監禁の親玉である宮村峻氏を講師として勉強会を開いた立憲民主党。有田芳生氏は宮村氏のことを「裏メシア(恨めしや)」と紹介しています。

 ディプロミングが違法であることは海外では定着しつつあり、日本の家庭連合信徒に対する拉致監禁が深刻な人権問題として海外の人権団体からも勧告がなされてきました。どうも日本人は宗教問題に不慣(ふな)れなのかもしれません。



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