安倍晋三という政治家は結婚後は愛人を作ったり、浮気をしたりすることが全くなかった稀有な人物だったといいます。そこには安倍昭恵という妻の存在が大きかったようです。

 地位や権力を握るようになると、金や女に溺れるようになるのが世の常ですが、安倍元首相はそんな世俗的な権力者とは一線を画し、愛妻家としての評価が高い政治家です。『安倍晋三・昭恵 35年の春夏秋冬』(飛鳥新社)を見ると、なるほどと思わされるエピソードが数多くあります。



 昭恵夫人は例えば反原発派など安倍総理の政策に反対する人たちを、安倍さんに会わせて話を聞かせるようになります。月刊『日本』などで安倍批判をよく書いていた文芸評論家の山崎行太郎氏にも、昭恵夫人から「ぜひもっと話を聞かせてほしい」と連絡し二度ほど会ったといいます。

 安倍さんの敵であろうと、「批判をするのは何かしら意味や理由があってのことに違いない、それを聞こう」という考えなのです。安倍さんは昭恵夫人に紹介された人間ならば、避けずに話を聞く。そうすることで、安倍さん自身も様々な意見を耳にする機会を得られ、感性が細ることを防げます。 

 安倍晋三という政治家にとって、安倍昭恵という妻は必ずしも似た者同士というわけではなかったようです。それでも国を愛することにおいて同じ方向を見つめながら、共に協力しながら歩んでいたことが感じられます。安倍さんに安心感を与えると同時に刺激も与えるような存在だったからこそ、安倍さんが愛妻家たり得たのかもしれません。 

 UPFのビデオメッセージ出演で安倍元首相は莫大な報酬を受け取ったと鈴木エイト氏は何度も主張していましたが、根拠のない批判です。名誉毀損もいいところでしょう。裁判の結果が安倍元首相の名誉回復につながり、故人の業績が正当に評価されるよう願ってやみません。



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