新年早々、能登地震の発生により被害に見舞われ、亡くなった方も多くいることがニュースで報じられています。お悔やみを申し上げるとともに、今なお不便で不安な生活を余儀なくされている方々が、平穏を取り戻すことができるよう祈ってやみません。

 今日はひとみの日。2024年1月3日、「つれー(辛い)二十四の瞳」となってしまいました。



 壺井栄の『二十四の瞳』は「瀬戸内海べりの一寒村」を舞台に、女学校を出て赴任した女性教師とその年に小学校に入学した12人の生徒のふれあいが描かれています。日本が第二次世界大戦に突き進んだ全体主義のうねりに飲み込まれていく中での教師と生徒たちの苦難や悲劇を通し、戦争の悲壮さを描いた作品です。

 著者・壺井栄の故郷は香川県小豆(しょうど)島。戦争では爆撃により日本も焦土と化してしまいました。能登地震では大規模火災による被害も生じており、昨日(1/2)の東京・羽田空港で日本航空の旅客機と海上保安庁の航空機が衝突した事故でも、機体が炎上するという深刻なニュースが続いています。

 天災と人災、瞳を閉じて冥福を祈ります。人間的な努力だけでは避けることができないことも多々あります。目に見えないものに敬意を払いつつ、自らの行動を律することを考えさせられた正月3が日でした。



目が疲れたときどうしてる?

冷やしたり、瞬きしたり。

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