9月19日は「トークの日」。こんな日にはチャゲ&飛鳥(現:CHAGE and ASKA)の『万里の河』を歌いたくなりますね。「トーク、トーク、何処までもトーク……」。

 室生犀星の「小景異情」という代表的な詩の一節。「ふるさとは〇〇にありて思ふもの そして悲しくうたふもの」。〇〇に当てはまる言葉は? 長らく「遠く」だと思い込んでいましたが、よく確認してみると「遠き」でした。

 1889年(明治22年)、室生犀星は金沢で私生児として生まれました。複雑な事情があって故郷には拠り所がなかったようです。だからこそ「遠きみやこへ帰らばや」とつながっているわけです。

 故郷を愛する思いはあっても、故郷では歓迎されることがない。このやり場のない心情の世界は、イエス様の「よく言っておく。預言者は、自分の郷里では歓迎されないものである」(ルカ福音書4章24節)という言葉と重なってしまいます。

 イエス様は30年間近く育ったナザレの人々から町を追われ、殺されそうになりました。聖書には「イエスを町の外へ追い出し、その町が建っている丘のがけまでひっぱって行って、突き落とそうとした」(ルカ福音書4章29節)とあります。

 群衆心理とは恐ろしいものです。9月16、17日実施の毎日新聞世論調査では、政府による世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に対する解散命令の請求に、「賛成」が86%、「反対」は4%、「どちらとも言えない」が10%でした。

 おそらく、直接的には家庭連合と関係のない人々が多いことでしょう。マスコミ報道による印象操作が大衆心理を作り出しており、家庭連合を擁護する者までバッシングされる雰囲気ができあがっています。まるで戦時中に戦争反対を言えなかった時代へと逆戻りしているのではないかと錯覚するほどです。



 今年は「信者の人権を守る二世の会」による公開シンポジウムも3回開催され、10月には4回目が計画されています。別にトークバトルをするわけではありません。互いの意見にしっかりと耳を傾け、理解することが大切ではないでしょうか。大手マスコミがそのようなチャンスを全く無視しているのも不可解です。



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