疲れて食事を準備するのが面倒なとき、有難いのはピザなどの出前です。妻が時間をかけてせっせと作った手料理をものの数分で平らげてしまうと、妻は報われない気持ちになるようです。

 「ローマは一日にして成らず」。料理も一瞬で出来るわけではありません。当たり前と思っていたことが、決して当たり前ではない。日常のちょっとしたことにも感謝する気持ちを忘れてはいけないですね。

 全知全能の神はあたかも一瞬で天地創造をされたと考えているクリスチャンがいるかもしれません。しかし実際は神様でさえ、原理原則を重んじられ、科学の法則に従って、段階的に宇宙を創造されました。

 

 

 かつてはほとんどの人が静止宇宙モデルを何となく信じていましたが、天体観測により新たな事実が分かってきたのです。赤方偏移という光のドップラー効果が全方位の星々に観測され、天体が遠ざかりつつあることーー過去にさかのぼれば宇宙はもっと小さかったーー突き詰めれば、宇宙は一点から始まったという「ビッグバン宇宙論」が登場したのです。そして今もなお、宇宙は膨張し続け、最近の研究では膨張速度は加速しているとまで言われるようになってきました。

 少し難解な話になってしまいましたが、物事には成長期間があるということなのです。勉強しても成績が伸びないと諦めがちな人。せめて1か月、あるいは40日程度、ガリ勉してみてください。脳科学者の茂木健一郎氏が言うように「勉強ができる脳」に変わってきます。やるか、やらないかは人間の責任分担です。

 

 

第五節 被造世界の創造過程とその成長期間

 

(一) 被造世界の創造過程

 

 創世記一章を見れば、天地創造は、地は形なく、むなしく、やみが淵のおもてにあり、というところで、光を創造されることから出発して、その次には、おおぞらの下の水とおおぞらの上の水とを分けられ、その次に、陸と海とを分け、続いて、植物をはじめ、魚類、鳥類、ほ乳類、人類などを創造されるのに、六日という期間を要したと記録されている。これによって、我々は被造世界の創造が終わるまで、六日という時間的な過程があったということを知るのである。ここにおいて、我々は、聖書に記録された創造の過程が、今日、科学者たちの研究による宇宙の生成過程とほぼ一致するという事実を知ることができる。

(中略)

 ここにおいて、宇宙は時間性を離れて突然に生成されたものではなく、それが生成されるまでには、相当な時間を要したという事実を我々は知った。したがって、天地創造を完了するまでの六日というのは、実際は、日の出と日没の回数によって計算される六日ではなく、創造過程の六段階の期間を表示したものであることが分かる。

 

(二) 被造物の成長期間

(中略)

 キリストの十字架による救いの恩賜がいくら大きくても、人間自身がその責任分担である信仰を立てなければ、彼らを探し求めてきた救いの摂理は無為に帰せざるを得なくなる。したがって、イエスの十字架による復活の恵沢を与えてくださったのは、神の責任分担であって、それを信じるか、それとも信じないかは、あくまでも、人間自身の責任分担なのである(ヨハネ三・16、エペソ二・8、ロマ五・1)。

 

 

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