入試を目前に控えた受験生4人が道を歩いていた。その中の1人が何と工事中の穴にストン! 他の3人はここぞとばかりに「やーい、落ちた、落ちた」とからかった。
当の本人は平然と「落ちたんじゃない。入ったんだ」と言ってのけた。
結果はというと、穴に落ちた当人は第一志望に合格。他の3人はうまく行かなかったという。
客観的に見れば災難であったとしても、それをどう受け止めるかは、人それぞれ。一見、嫌に思えることでも、自ら望んでやったと考えることで開ける運もある。「ポジティブ・シンキング」ということか。