少年と犬 馳星周直木賞受賞作「少年と犬」読みました。六編の掌編になっていました。一気に読みたいところ、もったいないので一編づつじっくり読破しました。馳ワールドらしく裏社会でしか生きられない人に寄り添う多聞『犬』が凛として描かれていました。ラストの少年と犬は、やはり涙が溢れます。