今日はダンスのテクニックブックのお話しです。
ダンスのテクニックブックにはいろいろな「項目」が書かれています。足の位置、アライメント、回転量、ライズ＆フォール、フットワーク・・・などですね。今日はその中の「足の位置」についてのお話しです。
足の位置には”足が置かれた最終的な位置とする原則”があります。例えば男子のワルツのナチュラルターンの第２歩目はテクニックブックでは「左足横へ」となっていますが、実際は左サイドのスイングと同時にステップする関係で、左足は斜め前に置かれて、そのまま回転の継続があって、この時の足の位置を「左足横へ」と表現されています。
第１歩目の「右足前進」から第２歩目の「左足横へ」の間に行われている体の動きは”省略”されて、「左足横へ」という結果だけがテクニックブックには書かれているわけです。
このようなことをきちんと理解しているとワルツもスイングのある正しく美しい踊りを踊ることができるわけです。