上達のコツは、考えることと、行動すること | デザインの基礎と実践的な技術を紹介!デザイナー志望の方へ

デザインの基礎と実践的な技術を紹介!デザイナー志望の方へ

デザインに必要な基礎デッサンから、主にグラフィックデザインの基本から応用まで、実践的なテクニックを解説。また、デッサンやデザインに役立つ技法書も紹介します。

 みなさん、こんにちは。


 デザインにしろ、デッサンにしろ、やはり、実際に手を動かし、作品を作っていくことで、上達します


 デザインやデッサンは、とにかく実践できなければ、何もなりません。


 いくら知識を吸収しても、それを自分の手を通して、実行し、良い表現を生み出さないといけません。


 そのためにも、とにかく、行動することが必要です。



 しかし、ただ「手を動かせ」、「行動しろ」と言われても、戸惑ってしまうと思います。


 では、何をすればいいのか?


 実は、それを調べ、そして、自分で知るという行為から、すでに、もう勉強ははじまっています。


 なんといっても、人それぞれ、違いますから、アプローチ方法にも、違いがあるんですね。


 ある人にとっては、非常に有効で、効果的な学習方法であっても、他の人には、そうではない。


 一つの方法だけで、全ての人が、どんどんと上達し、完璧にうまくなる、と言う方法は、ありません。



 だから、選択、選ぶ、ということが必要なんです。


 デザインにしろ、デッサンにしろ、学習方法は、いくつも存在します。


 その中で、よさそうだな、と思ったり、自分にとってプラスになりそうなものを、どんどんと試していくんです。


 そうすることで、自分に合った学習方法や、向上するための技術が身についてきます。


 その中で、「自分らしさ」というものが育ってきます



 もう、お気づきかもしれませんが、これは何も、デザインやデッサンを学ぶ時だけに限った話ではありません。


 他の教科を学ぶ時にも、参考になる方法だと思います。



 そして、やはり、行動「しすぎる」ことにも、気をつけないといけません


 過剰な行動、といってもいいでしょう。


 どういう事かと言うと、デザインやデッサンは、実践が大事だ、作品を作り上げなくてはいけない、と聞くと、そればかりに、熱中してしまう人がいます。


 もちろん、それはそれで正しいのですが、それだけが、唯一の正解、というわけではありません。



 どういう事かと言うと、同じ行動するにしても、「考えて」から、行動する必要がある、と言うことです。


 おそらく、みなさんのまわりにも、お一人ぐらいは、このような人がいるんじゃないでしょうか。


 例えば、いつも作品を作っているし、それを何年も、続けている。


 しかし、現実的な目標は、実現できていないし、実際に、作り上げた作品の完成度も、それほど上達していない……


 それでも、行動していれば、いつかは、上達すると信じて、とにかく、手を動かし続けている……



 こういう方の努力は素晴らしいですし、いつかは、上達していくかもしれません。


 ただ、とにかく時間がかかり、思いっきり、回り道しているようなものです。


 こういう人は、やはり、「考える」ことが必要だと思います。


 実践が大事だ、行動しようと言っても、ただ単に、手を動かせばいい、というものでもありません。


 「どのように」手を動かせばいいのか、「どうやれば」もっともっと上達するのか。


 そういったことを調べ、そして、知り、さらに、理解する必要があります。



 そういう事を通して、明確な目標を設定し、時々、軌道修正をして、さらに向上していくことができるのです。


 そのためには、有益な情報を集め、効果的な実践方法を知る必要があります。


 私は、デッサンやデザインを学んでいる方々に、そのような役立つ情報を、提供したいと思っています。