みなさん、こんにちは。
今週は、先週に引き続き、これからデザイン系学校の受験をひかえた方に、私の体験談を織り交ぜつつ、お話しをさせていただいています。
前回は、受験というのは、期待と不安が交互にやってくるものだ、ということについて、お話しをしました。
受験というのは、まさに新しい世界に向けて挑戦することですから、当然、期待や希望に胸を膨らませていることでしょう。
問題は、不安に襲われた時にどうするか、ということです。
私も、受験の時は、たびたび不安な気持ちになりました。
なにしろ、特に才能があるわけでもないですし、技術も他の人と比べて、それほど優れていたわけでもありません。
したがって、時々、漠然とした不安に包まれました。
私も、なんとか不安な気持ちから脱出しようと試みたのですが、結局、一番の方法は、行動することでした。
不安な気持ちを忘れるほどにデッサンに没頭したり、デッサンの本を読みふけったりしていました。
そうやって、実技試験の勉強をすることで、不安な気持ちを和らげることができました。
また、少しでも、実技の勉強をしているわけですから、多少は、実技の能力の向上があるだろうと思うことは、自信にもつながります。
とにかく、不安な気持ちになっている時間があったら、手を動かした方がよいでしょう。
そうすることで、いつの間にか、不安な気持ちを忘れることができます。
でも、やればやるほど、自分の技術の未熟さを痛感して、さらに落ち込む、という場合もあります。
しかし、そこで手を止めてしまっては、不安な気持ちだけが残ってしまいます。
そういう時は、参考となるデッサン作品や技法書、そして、これまで自分が描いてきた作品などを見ながら、研究をするといいでしょう。
自分の実力はどこまで完成しているのか、足りないところはどこなのか、といったことを考えるのです。
そうすることで、確実に一歩、成長できます。
もう、ここまで来たら、余計なことを考えずに、ただ、進んでいくだけなのです。
そうしているうちに、試験の日はやってきます。
受験生にできるのは、事前の勉強、つまり準備だけです。
後悔しないよう、しっかりと準備をすれば、自信をもって、試験にのぞむことができるのです。