日本が生み出す新しいデザイン◆『日本のデザイン』 | デザインの基礎と実践的な技術を紹介!デザイナー志望の方へ

デザインの基礎と実践的な技術を紹介!デザイナー志望の方へ

デザインに必要な基礎デッサンから、主にグラフィックデザインの基本から応用まで、実践的なテクニックを解説。また、デッサンやデザインに役立つ技法書も紹介します。

 みなさん、こんにちは。


 今週も、先週に引き続き、原研哉著『日本のデザイン――美意識がつくる未来』(岩波新書)を、ご紹介しています。


 今回の本は、デザインの歴史や意義を考えるとともに、デザインが、現在の日本にはたす役割について、解説しています。



日本のデザイン――美意識がつくる未来


 第1章は、「移動─デザインのプラットフォーム」です。


 ここでは、日本の代表的な工業製品である自動車に焦点があてられています。


 自動車のシステムやデザインを語ることで、今の日本のデザインの現状が見えてくるのです。



 かつて、車は走るための道具でした。


 そこには、ステイタスやスピードなどの、しっかりとしたイメージがあり、それが自動車のデザインにも反映されていました。



 しかし、現代の日本では、人々の価値観が多様化しています。


 そのため、今までの「自動車」という概念だけでは通用しなくなりました。


 そこに新しい価値観、そしてコンセプトを見出すことで、新しいデザインが生まれてきます。


 そして、それは日本が生み出した、新たなるものづくりとして、世界に通用するものとなるでしょう。



 このように、デザインを考える場合には、現在の状況を見つめ、そして進むべき未来の方向性を見定めることが大切です。


 『日本のデザイン――美意識がつくる未来』では、多角的な観点からデザインを考えています。