「ブック・リリース」という考え方 | デザインの基礎と実践的な技術を紹介!デザイナー志望の方へ

デザインの基礎と実践的な技術を紹介!デザイナー志望の方へ

デザインに必要な基礎デッサンから、主にグラフィックデザインの基本から応用まで、実践的なテクニックを解説。また、デッサンやデザインに役立つ技法書も紹介します。

 私は、実際には魚釣りというものをやらないんで、詳しくないんですが、「リリース」という言葉は、聞いたことがあります。


 魚釣りをしていて、あがってきた魚が小さかったりすると、それを釣果とせず、再び放してあげるというものです。
 そうすることで、全てを奪ってしまうのではなく、自然を大切にしていこうという考えだと思います。


 で、何が言いたいのかというと、こういう考え方を「本」にも、当てはめることができるのではないか、と思ったんです。


 手に入れることはいれたのだけれど、今、この瞬間には、特別に必要ではない本を、再び市場(この場合は古本市場ですが)に放流してあげることで、その本が必要とされる人のもとへ行くことができるのではないか、と思うのです。


 何が何でも手に入れたものを手放さず、自分のものだけにしたい、という思いは、わからないわけではないんです。
 確かに、本との出会いというものは、人との出会いと同じで、一期一会です。
 しかし、一度、出会い、話をした相手ならば、その人の名前や電話番号をきいて知っているでしょう?
 本も同様で、タイトルや著者などがわかっていれば探し出せます。そう、あなたがもう一度会いたいと思えば。


 そういった巡り合わせを生み出すためにも、市場の流通を良くし、システムを整えることができれば、と思っています。
 以前も書きましたが、私もその一助になればと思い、こういうことを始めた次第です。


 さて、ここ数回にわたってくどくどと自分の考えばかり述べてきまして、失礼いたしました。
 少しでも自分の考えが皆さんに伝われば、という思いで書いてきました。
 しかし、正直にいうと、案外、自分を納得させ、踏ん切りをつけるためだったのかもしれません。


 さて、次回からは、いよいよ、具体的な本の紹介と販売を始めたいと思います。
 お楽しみに!!