昨日、夜、七時からのテレビ番組で、今話題の腸内フローラについてやってました。
人の腸の中には、たくさんの細菌(100兆個とも言われております)が住んでいます。最近では、腸内の細菌叢(さいきんそう)が、お花畑に例えられ”腸内フローラ”と言われており、健康に,とてもかかわりが深いので、注目されています。腸の中には、善玉菌(一番知られているのが、ビフィズス菌でしょうか?)と悪玉菌とが居るのは、ご存知でしょう、善玉菌と悪玉菌がいつも激しい生存競争を繰り広げています。一方が増殖すれば、もう一方が抑えられるというように全体の数は定まっており、いつも腸内は陣取り合戦をしている状態といえます。様々な原因で菌叢バランスが崩れ悪玉菌優勢になると、腸内環境が悪化して体調が崩れてしまいます。
善玉菌2:悪玉菌1:その他の菌(日和見菌)7の割合が理想なそうです。
茨城県は、便秘を訴える方が少ない県、No.1だそうです。農業大国だからだそうです。
紹介されていた料理
・4ネバ
メカブ・納豆・ナガイモ・オクラ
・9種類サラダ
レタス・大根・人参・ピーマン・きゅうり・インゲン・えのき・しめじ・トマト
だそうです。
これは、健康によさそうですねー!!私も、家庭菜園しておりますので、旬の野菜で、真似しようと思います。
善玉菌の種類
乳酸菌:乳酸を作って腸内を刺激して、腸を若々しくしてくれるそうです。
ビフィズス菌:酢酸を作って、悪玉菌の増殖を防いでくれるそうです。
善玉菌を増やすには
乳酸菌を増やす→ヨーグルト自家製で食べる。家製味噌・漬物(市販の味噌・漬物は加熱殺菌してあると思うので駄目です)・チーズを食べる。
ビフィズス菌→食物繊維を補給する
水溶性食物繊維:メカブ・ナガイモ・玉ねぎ・キュウイ・ナス・マンゴー・オクラ・レモン・ゴボウ
不溶性食物繊維:キャベツ・ほうれん草・大根・サツマイモ・人参・ねぎ・キュウリ・しめじ・ピーマン・パプリカ・リンゴ
このバランスが大事、水溶性1:不溶性3が黄金比率だそうです。
・食べる時間:夜食べる(寝てから2から3時間で腸のかつどうが、活発になるようです)
・ヨーグルト・チーズ・味噌・漬物の4種類を一緒に食べる
ヨーグルト:ブルガリア菌・サーモフィラス菌・カゼイ菌・ガセリ菌・ラムノサス菌など
チーズ :ラクティス菌・クレモリス菌・ヘルベティカス菌など
味噌 :ハロフィルス菌など
漬物 :メセンテロイデス菌・プランタルム菌・ブレビス菌・フェカリス菌・ペントサセウス菌など
が居るそうです。
※紹介されていた、トマト・キムチ・ヨーグルトなどで作った料理は、電子レンジで加熱していたので、どうかと思いましたが・・・、なぜなら、加熱すると、善玉菌死んでしまうと思うので・・・??
口から摂った食べ物などの栄養素を100%活かすためには、つねに「腸内環境」を整えて、「腸内細菌叢」のバランスを保ち、きちんと微絨毛から栄養素や成分が吸収されるようにすることが、生きていく上での基本中の基本といえます。
善玉菌が不足するとガン(特に大腸がん) ・ 肌荒れ ・ じんましん ・ 吹き出物 ・ ニキビ・感染症(食中毒含む)・ 大腸炎・下痢 ・ 便秘 ・ 体臭・アレルギー(花粉症・喘息・アトピー性皮膚炎)など様々な病気の可能性も出てきます。
善玉菌は、老化と共に減少するそうですので、なるべく減らさず、健康を保ちましょう。