こんにちは!「頭悪い族」族長のカネさんです。

この記事をクリックしてくれたそこのあなた。
 

「いつも頭の中がゴチャゴチャして考えがまとまらない。」

「やることが2つも3つも重なると、何から手を付けて良いか分からずパニックになる。」

「物事を深く考えようとすると、頭の中に霞が掛かったようになり、何を考えていたのかが分からなくなる。」

 

そんなお悩みありませんか?。

その悩みの原因は「あなたの頭の回転が鈍いから」とか、まして「頭が悪いから」ではありません。

それは『思考整理の技術が身に付いていないだけ。』

そこでこの記事では、頭の良し悪しに関係なく、思考整理が出来るようになる「3つのプロセス」にして詳しく解説していきます。

 

目次
1:思考整理できないと悩む人の頭の整理が苦手な原因とは?
1.1:思考整理できない共通点①:頭の中だけで全てまとめようとする
1.2:思考整理できない共通点②:思考を「書き出さない」
1.3:思考整理出来ない原因③:思考を整理しないまま「すぐに行動に移る」
2:思考整理3つのプロセスとは?効果的な方法とステップ
2.1:思考整理のプロセス①:思考を全て紙に書き出す。
2.2:思考整理のプロセス②:必要な情報を整え、不要な情報を捨てる
2.3:思考整理のプロセス③:優先順位を付ける
3:思考整理出来ないと苦手意識を持つ人への3つのアドバイス
3.1:思考整理は能力ではなく「技術」
3.2:思考整理しないと気持ちが「腐る」
3.3:思考整理は「書きだすだけ」でも価値がある
4:願望実現に向けた思考整理の方法とコツ
4.1:願望を実現をするための思考整理
4.2:願望を明確な目標にするための思考整理
4.3:行動レベルにまでブレークダウンさせる
まとめ

1:思考整理できないと悩む人の頭の整理が苦手な原因とは?



思考整理が苦手な方には大きな共通点が3つあります。
 

1:頭の中だけで全てまとめようとする。

2:思考を書き出さない。

3:思考を整理しないまま「すぐ行動してしまう。」


そこで、この項目では、3つの共通点について詳しく解説していきます。
 

1.1:思考整理できない共通点①:頭の中だけで全てまとめようとする


以下の計算式をご覧ください。



あなたは、この方程式の問題を「暗算」で全て計算しますか?。

もちろん、それが出来ると言う人もいるでしょうが、普通だったら下の画像のように、途中計算を「紙に書き出して」計算するはずです。


ところが、いつも頭の中がグチャグチャしている方は、この計算式を『全て頭の中だけで計算しようとしているようなもの。』

どうでしょう?メチャクチャ難易度が高くないですか?。

これでは、考えをまとめるのも一苦労です。
 

1.2:思考整理できない共通点②:思考を「書き出さない」


思考を整理出来ない一番の原因は「今何をするべきこと」と「次にするべきこと」が分からなくなり、パニックになることです。

例えば、先ほどの方程式も、頭の中だけで全て答えを出そうとしてしまうと「あれ?今何の計算をしてるんだっけ?」と、頭の中が混乱するはずです。



そのため、頭の中を整理するにはまず『思考を目に見える形』にすることが大事です。

しかし、いつも考えがまとまらない方ほどこれを面倒臭がります。

思考を具現化せず、頭の中だけでゴチャゴチャした思考をまとめるのは至難の業です。

そのため考えること自体億劫になり、考えることが億劫になるので、論理的に考え、具体的な答えを出せなくなってしまいます。
 

1.3:思考整理出来ない原因③:思考を整理しないまま「すぐに行動に移る」


思考整理が苦手な方ほど「思いついたら即行動」と言う方が多いです。

取り合えず動いてみたは良いものの、気が付いたら手詰まりになって、八方塞がりになることありませんか?。

例えば「文章を書く時」が良い例です。

取り合えず良いネタを見つけて原稿用紙に向かったは良いものの「ああでもない」「こうでもない」と、書いては消してを繰り返しているうちに「あれ?私は何を書きたかったんだっけ?」と迷走した挙句、出来た文章は支離滅裂・・・・・。

こんな経験ありませんでしたか?。

つまり『頭の中が整理し切れていないのです。』
 

2:思考整理3つのプロセス:効果的な方法とステップとは?



思考整理を上手にこなすコツは以下の3つ。
 

1:思考を全て紙に書き出す。

2:必要な情報を整え、不要な情報を捨てる。

3:優先順位を付ける。


この3つのステップを踏むことで、誰でも簡単にコツを掴むことが出来ます。

では、各ステップについて詳しく解説していきます。
 

2.1:思考整理のプロセス①:思考を全て紙に書き出す。


脳内は下の画像のように、仕切りのない「一つの大部屋」です。

そのため様々な思考が、一つの部屋にごちゃ混ぜになって入れられていることをイメージしてください。



「今やるべきこと」と「今やらなくても良いこと」が複雑に絡みあっているので、これを頭の中だけで整理するのは至難の業です。

なので、まずは行動に移る前に『ノートに思考を書き出して、今自分は何を考えているのか?ハッキリさせちゃいましょう!。』



そこで上の画像のように、今日中にやるべきことと、期限までにやれば良いことをピックアップしてみましょう。

「今やるべきこと」「次にやるべきこと」がハッキリしていれば『脳内に余白』が出来て気持ちに余裕が持てるようになります。

実は客観的に物事を考えるためにはこの「脳内の余白」が大変重要です。

脳内に余白が出来ることで、どんな人でも「気持ちの余裕」を持てるようになり、客観的に物事を考える思考が身に付くのです。
 

2.2:思考整理のプロセス②:必要な情報を整え、不要な情報を捨てる


複数やるべきことが重なっても『必要な情報を整え』『不必要な情報を省く。』

これが思考整理の基本であり、大原則です。

例えば「11月25日」に会議の準備を任されたとします。

その時、頭の中には「11月」「25日」に関する「会議に関係ない情報」も次々に浮かんでくるでしょう。


 

「そういえば11月25日は結婚記念日だったな?」「11月25日の会議はどこでやるんだっけ?」「会議は何時から始まるんだっけ?」「あ!25日はDVDの返却期限日だ!」「〇社のAさんにメールを送らなきゃ。」


このように情報がグチャグチャに混ざった状態で、準備を進めることは出来ません。

そこで肝心なのが『必要な情報だけを書き出すこと。』
 

✅会議概要:11月25日(水)10時~

✅場所:〇社3階第2会議室。

✅会議の目的(議題)「〇社とのタイアップ企画の概要。」

✅会議までにやるべきこと:11月20日までに企画書をまとめて上司からのOKを貰う。
当日の8時までに〇社に訪問し、担当のBさんと会議室のセッティングをする。

 

頭の中だけで整理すると「会議に関係ない情報」も絡まってきて、整理するのがややこしくなります。

ですが、紙に書き出していくことで、不必要な情報を省き、必要な情報だけをピックアップして整えることが出来るようになります。
 

2.3:思考整理のプロセス③:優先順位を付ける
 

優先順位を付ける最大の目的は『一つの作業に集中する仕組みを作ること。』

「一つの事に力を注ぐこと」により、アレコレ同時に手を付けるより確実に早くタスクが片付くからです。

やるべきことが複数重なったとき「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と、一気に全てを片付けようとしてませんか?。

実はそれがあなたが、やること・なすこと全てが中途半端に終わってしまう最大の原因です。

なので、どんなに「これ今日中にね」と言われた仕事が溜まっても、全てに手を付けようとしてはいけません。

『必ず優先順位を付け』必ず一つの事に集中する仕組みをつくりましょう。

3:思考整理出来ないと苦手意識を持つ人への3つのアドバイス



「思考整理」と聞くと、一見すると「頭の良い人」だけしか出来ないイメージがあると思います。

ですが、その考えは大きな間違いです。

思考整理に「頭の良し悪しは関係なく」むしろ、しようとしないから「いつも遅いよね?」「段取り悪いよね?」「頭が鈍いよね?」などと、一生懸命やってるのに、思わぬ評価を受けてしまいがちになります。

そこでこの項目では「思考整理を行う意義」「思考のまとめる重要さ」について詳しく解説していきます。
 

3.1:思考整理は能力ではなく「技術」


思考整理は「技術」であり、技術である以上、能力の有無に関係なく誰でも身に付けることが可能です。

大事なことは「まず書く習慣を身に付けること。」

コツは「鞄の中を整理するような感じ。」

鞄の中を整理するときは、中身を全部出して、目の前に広げますよね?。

思考も同じで、頭の中も一旦紙に出して広げることで、具体的にどう整理するのかが思い浮かぶのです。

これが出来るようになれば、思考整理のコツを掴めれば誰でも出来るようになるのです。
 

3.2:思考整理しないと気持ちが「腐る」


思考も食品と同じで、放置しておくと『腐ります。』

いろんな納得いかない気持ちや、モヤモヤした感情を脳内に放置しておくと『不安・怒り・嫉妬』といった腐敗ガスを発生させます。

そこで、普段から様々な思考を書き出す習慣を身に付け「脳の排水作業」を行い、汚水を吐き出しておくことが大事です。

これらはボクも経験があるので分かるのですが、不安や怒り、嫉妬などが溜まっていくと「不安神経症」や「鬱」などの引き金になることもあるので、放っておかないで、気になったことは徹底的に書きだしで、問題の根っこを炙り出していきましょう。
 

3.3:思考整理は「書きだすだけ」でも価値がある


仮に具体的に問題解決が出来なくても、頭の中の思考を書きだすだけでも充分価値があります。

それは、書きだすことで『常に頭の中がクリア化され、脳内に余白が出来るからです。』

先にも解説しましたが、物事を落ち着いて客観的に考えるためには、どんな人であっても「気持ちの余裕」が必要です。

そして、気持ちに余裕を作るのが『脳の余白』なのです。

なので『脳の排水作業』をするつもりで、様々な思考を書きだして外に出してあげましょう。


※思考整理の技術について詳しく知りたい方はコチラ。
        ↓

 

4:願望実現に向けた思考整理の方法とコツ



世の成功者の多くは「自分の願望を書き出すことで」願望を実現させることが出来たのは周知の事実です。

では「具体的にどんな書き方をすれば願望は叶うのか?」気になりませんか?。

実は、思考整理を上手にコントロールすることが出来ると『願望実現するための手順』を描くことが出来ます。

そこでこの項目では、思考整理から願望を実現させるための手順の作り方について詳しく解説していきます。
 

4.1:願望を実現をするための思考整理


思考整理は、明確な目標設定に欠かせません。

まずはじめに、達成したい目標を「達成可能か不可能かを考えないで頭に浮かんだまま」書いてください。



「年収1000万円稼ぐ」「体重を20㎏落としてカッコよくなる」「結婚したい」何でも良いです。

ここで大事なのは、上記でも述べた通り「こんなの自分なんかには達成出来るわけないよ」などと考えないこと。

頭の中の欲望を絞り出し、脳が「もう出ません」とギブアップするまで書きだしてください。
 

4.2:願望を明確な目標にするための思考整理


いくら願望だけを書いても、それを実際に叶えている「イメージ」が湧かないと、願望達成は出来ません。

例えばあなたがコンビニのパート店員だとした場合、その収入だけで「1000万円稼ぐ」のは確実に不可能ですよね?。

確実に願望を実現させるのが不可能と分かってることを続けたまま、願望だけを持ち続けても意味がありません。

そこで、次に行うことは『それを達成する手段』を思いつく限り書きだしていきましょう。



「起業」「筋トレする」「出会いの場を探す」何でも良いですし、ここではまだ抽象的に書くだけで充分です。


4.3:行動レベルにまでブレークダウンさせる


実現させたい願望を決め、それを実現させるための手段を決めた後、恐らくあなたはここで詰まるはずです。

例えば年収1000万円を稼ぐ願望を実現させる手段として「起業」を選択した場合「起業って具体的に何をすればいいんだ?」と迷うことでしょう。

それは「起業」という行動レベルが、今のあなたにはまだ大き過ぎるからです。

そこで重要なのが『今のあなたレベルですぐに出来ることを見つけること。』

 


例えば「ビジネスの基本とやり方を学ぶために起業セミナーに通う」「スポーツジムに入会する」「結婚相談所入会する。」

このように、行動レベルを落として、今すぐでも始められるようなレベルに実行手段を分解することで、よりリアルに願望を叶える心構えを持つことが出来るようになります。
 

まとめ
 

恐らくあなたは「自分は客観的に物事を考えることが苦手」というネガティブな思考に囚われているかもしれません。

ですが「苦手」というよりも『客観的に物事を考える技術を知らないだけ。』

「知らないだけ」であって「出来ない人」ではないのです。

客観的に物事を考える技術とは「思考整理」であり、思考整理の基本は『徹底的に書くこと』です。

 

そのため、書かないことは『考えていないことと同じ』であり、覚えておきたいもの、忘れたくないものがあるのならば、徹底的に書くクセを身に付けていきましょう。

書くクセは、あなたを「客観的かつ冷静に物事を考える技術」を与え、あなたを『出来る人』に進化させます。