4月の山行は電車で行ける山域ではなくちょっと“遠出”

群馬・長野県境あたりの奇岩巡り(?)ということで妙義山に続いて荒船山


「荒波の中を進む船のように見えることから「荒船山」の名がついたといわれます。」(佐久市ホームページ)ということのようですが、荒波はともかく確かに船のようには見えます

妙義山とはまた違った印象ではありますけど、これまた特徴的ですね


朝早めに集合して車で出発

関越自動車道に乗って途中の上里SAで休憩

上里SA限定のわらじカツサンド…気になったんですけど、朝からだとちょい重い

ちなみに価格は580円(税込)でした

インターチェンジで降りてからの一般道がそこそこ長かったのですが途中の桜が満開で見頃だったのもあって、間延びした感じはなく駐車場に到着

駐車場に中型の観光バスが停車していて登山口が見つけにくくなっていたものの

少しウロウロしたら発見できて

ここから登山開始

道は割とはっきりしていて

起伏も緩やかなので歩きやすい

30分くらい歩いて鋏岩修験道場跡に到着

登山道から外れて少しだけ奥の方に行くと、岩の上から落ちてくる雫を見られたりするので、先を急いでスルーしたりせずに少し休憩した方がいいかも的なスポット

折れた木

風の影響を受けやすいのか、倒木が多かったような印象

あとはこの季節になっても葉が出てない木ばかりで春なのに真冬のような寂しい感じもありましが

その分、生い茂る葉に邪魔されず周囲の景色は見やすい

水場があったのですが


チョロチョロ

降雨が少ないからでしょうか…

マツダランプの看板

“昭和レトロ”な雰囲気の看板なんですが、コレ、このあたりの会社か、商品の名前かと思ったら、東芝の電球の製品名

初めて見たのですが、他の山にもいくつかあるらしいです

製品自体は大正〜昭和のものらしいので製品を知らないのは仕方ないとして…むしろその頃からずっとある看板だとしたらそっちの方が驚き

しかも開発したGE社がペルシアの文献から名付けたということで、マツダ=松田ではなく、日本語ではないということにもちょっとだけ驚きというか、先入観というのはコワイ

…と話が横道にそれましたが、このあたりで「キケン 崖のぞくな」の注意書きを見つけて、山行の方も横道へ…

下から見えた切り立った上部付近まで来たようです

キケン…と書いてなければ道から外れて見に来たりもしなかったと思うのですが、書いてなかったら下を覗くときに慎重になることもなかったかもしれないので

書いてあった方がいいのかな…

その先にあるのが艫岩(絶壁)


残雪の浅間山などなど…絶壁なので周りの山々もよく見えます

先ほど下を覗いたあたりも確かに崖ガーン

見晴らしはものすごくいいのですけど、ギリギリのところには怖くて近づけません…

天気もいいし、ギリギリまでいかなくても十分いい景色ですけど

こんな見晴らしのいいところにいると、もうすっかり山頂まできたような気分でしたが、山頂はまだ先

山頂まではさらに40分くらいかかりました

山頂付近というか、尾根道というかそんなロケーションのはずなんですけど、山の上の方とは思えないような平坦なところがずっと続いて

葉のない木ばかりだったので冬の暖かい日に公園を散歩しているような感じ


山頂のすぐ近くだけ少し登りがありましたが、上りはほぼそれくらいで荒船山山頂(1423m)

経塚山ともいうようです


山頂付近は狭くて、先着して昼食中の人が何人かいたのでスペースがなく


来た道を降りて平坦なところまで戻って昼休憩


風もなく、気温は寒くも暑くもなく…


これで木に葉でも花でもあればさらに気持ちよかったのですけど、のんびりしすぎないくらいでちょうどよかったのかも


休憩終えたらあとはささっと降りるだけ

艫岩からの景色をもう一度眺めて

鋏岩修験道場跡を通過して


2時間もかからず駐車場に到着

車はいつもみなさんのお世話になっていますけど、たまには電車で行けないところにも行きたいですね

下山後は近くの温泉施設で入浴

桜がキレイです

死海マッサージ

漢字の“死”のインパクトが強くて二度見

風呂でスッキリして帰る前にお土産を購入

群馬といえば(?)こんにゃく


試食させてもらって細切りしたこんにゃくのマンナンメンまで買ってしまいました


その後、道の駅に寄ってみたのですが下仁田ネギはシーズンではなく買えず…これから植える時期なんだそうです


さらに寄り道してララン藤岡

藤岡ラーメンというのを見つけたのでネギ味噌ラーメンを食べて

ようやく帰路につきました

観光のようでもありましたが、こういうのが車移動のいいところ

無理せず楽しむ…これが一番ですね