南に移ってきたときから一度は行ってみたいと思っていた桂林にやっと行くことができました
週末の2日間だけなので、いままでも行こうと思えば行けたわけですが、残り時間が少なくなってきたこともあって背中を押された感じ
行ったのは「桂林」という名称のところではなかったのと、桂林観光の代表的なものとして知られている「漓江下り」を体験していないということで、オーソドックスな「桂林観光」とはちょっと違ったかもしれませんが、自分としては十分“アリ”な旅
桂林観光は自然の景観が主役なので“ここを押さえておけばOK”というのもないような気がしますし、旅の楽しみ方は人それぞれ違うと思いますが、20元札に描かれているような中国っぽい風景(?)が見てみたいという人は、とにかくまず行ってみれば自分なりの楽しみ方も見つけられると思います
今回は陽朔駅で降りて観光するということ以外は何も決めず、調べずという状態だったのと、山と川の風景をゆっくり見るのも悪くないということで、徒歩移動の時間がかなりありましたけど、それでも問題ないくらい余裕のある行程でした
観光中は移動ルートがわからず、ひとつ間違えば…というところもあったので、あくまでも“結果的に”ではありますが

それも踏まえて、実際に行ったわけではないものの、広州・深セン方面から高鉄で行く場合はこんな行程もありかも
1日目:陽朔で高鉄下車→九馬画山峡漂流景区観光→桂林市内へ移動→桂林市内宿泊
2日目:桂林周辺観光→桂林から高鉄乗車
九馬画山峡漂流景区は陽朔駅から近いし、景区内は有料巡回バスで移動できるし、筏も移動に使えるので、どこを見るのか、どう移動するのかを事前に決めておけば午後だけでも十分
西街歩行街/十里画廊は行けばそれなりに見所もありますが、陽朔駅からバスで40分ほどかかるし、どうしても行っておくべき、というところもなさそう
鍾乳洞は桂林の方に有名なところがあるので、陽朔と桂林の両方に行けるとさらに中身の濃い旅になるのではないかと思います…個人的に
計画がスカスカだったわりにはそれほど困るようなこともなかったのですけど、アプリで事前にチケットを購入しておいた高鉄が直前で運行中止になって、陽朔駅に戻るまで帰りの便が確定しなかったのは気分的に少し落ち着かなかったです

アプリでのチケット購入は4枚までで(今回初めて知りました)、解約したチケットもその数に含まれるため、今回のように乗換チケットを別便として購入して4枚になってしまうと解約→再購入というのは不可能

使用済みのチケットは除外されるのかと思ったら、次の日になっても買えなかったので、少なくとも使用した翌日は通算枚数に含まれたまま
陽朔駅の窓口で購入できたのですが、広州南駅→深セン北駅のチケットの時間に合う便にしないといけないし、結局それもあって少し早めに陽朔駅に戻ることになってしまったワケです
そもそも勝手に運行停止しておいて、自主解約させたうえにその代替便のチケットが購入できないとか…そのくらいは改善してもらいたいものです
恐らくもう経験することはないと思いますけど

高鉄関係では他にも
アプリのチケットに表示されている発車時間と実際の時間が違う

1分とはいえ早いし
広州南駅では地鉄に乗り換えて市内の方に移動してしまうため、駅の外に出たことがなかったのですが、利用するのもそろそろ最後になりそうだったので、乗換待機の時間に見ておきました



よく見ると次から次へと入場してくる人がいて利用者が多い


それもそのはずでホームは28もあって数分ごとに列車が発着、同時刻に発車する列車もあるし、さすがは広東最大都市のターミナル駅といったところ
十里画廊ではこの時期いちご狩りも楽しめます

景区周辺にたくさんの簡易ビニールハウスがならんでました

グループで来ていたら入るのもありですが、ひとりで黙々と食べるのもね…
せめて「甘い」とか「酸っぱい」くらい言う相手がいないと
“クリームチョコレートいちご”という名前はちょっと気になりましたけど、見た目は普通のいちごだし、味付けしている様子もなかったので、品種でしょうか

陽朔周辺の景色を上空から一望できるというのはかなりよさそう

料金は不明でしたが、遊覧コースは10分くらいの短めのものから30分くらいまで複数ありました
事前に安全講習もあるみたいなので、それも含めると1時間前後は必要になると思います
桂林米粉は昼食にときどき食べてますけど、本場だからなのか、観光客にわかりやすい名前だからか“桂林米粉”と書かれた看板を見る頻度は相当高め

同じくらい目にする頻度が高かったのが“啤酒魚”
桂林の名物も食べてみたかったのですけど、ひとりだとそういう料理が食べられないのが残念

クマのぬいぐるみ

離れたところから見たときにちょっとした違和感があって、近づきながら見ていると、壁面に何かあることがわかり

ロッククライミングができるところ?と思ったりもしましたが、すぐ近くまで来て、クマのぬいぐるみがぶら下がっている状態なのだと理解

どうやってぶら下げたのかも気になりますが、かわいい雰囲気にしたのがこうなったのか、そもそもヤバい感じにしたかったのか…
十里画廊のあたりで電動バイクに二人乗りして観光している人たちを何組も見かけたのですが、運転手+旅行客という雰囲気ではなく、地元民という感じでもない
レンタル自転車があることは知っていましたが、電動バイクもレンタルしているらしい

観光した後で宿泊場所に行くときではなく、観光し始めるときに見つけたかった…
見つけていればダメ元でも外国人でも借りられるか聞いてみたのに
水位警告表示

水位がここまでになったら、このあたり一帯が完全に水没ですけど…可能性あるのでしょうか
漓江が氾濫するとか??

クマの着ぐるみにも放熱ファンがつくようになったのですね~

確かに夏はかなり暑そう💦
こっちはサイズがデカ過ぎ
アタマが重いのか、そういう動き方なのか、フラフラしてました…熱中症ではないと思います

密輸グループのようにも見えましたが
グレープフルーツのような果実

このあたりの特産品??

これは恐らく漓江の渡し舟には乗れないので…というか渡し舟よりビッグサイズ

車道を回り道して市場にでもいくのでしょう
エンジンが剥き出しのトラック
ということで、旅行後記の方が長くなってしまいましたが今回こんな感じでした
最後に今回の旅行費用のまとめ
交通費486.5元(高鉄436.5元、バス40元、船10元)、入場料141元、宿泊費119元、飲食費96元で合計842.5元
宿泊費が安いのは毎回助かっていますが、残り期間で行ってみたいところは飛行機での移動になりそうなので、このくらいでは済みそうにないし、取り敢えず行ってみるというわけにはいかないだろうな…失敗のないように厳選しないと