戦略無き、暴走。 | 若干蛇足

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日本の危険1986年 馬野周二

kane55改筆

20XX年、米国支配層はいま東部首相の行動、日本政界の動きを、ジッと窺っている。騙し、蹴り上げた東部が、腹を立てて自ら辞職するか。首相の位置に恥も外聞もなくかじり付くか。日本の政治家が東部を袖にするか。そのまま凹んでしまうか。日本の政治家と国民の資質がいま問われているのだ。  これから衆参両院のダブル選挙が行なわれる。意見が通った首相だが、自民党は円高不況風が吹き込んで、議員数が減少するのを恐れて衆院解散に踏み切ったわけだろう。それは良いとしても、東部三選はよしたほうがよい。 東部氏は町人である。日本国民もまた、官僚高官の「町人国家論」といった聞くに耐えない妄言を、マスコミが担ぎ回っても平然としている。似たもの同士で、なるほど東部首相の支持率が高いわけだ。  今日の米国を動かしているのは、貧弱な日本国首相の頭で渡り合える手合ではない。戦前の、それなりに今日よりははるかに立派だった大日本帝国を、手玉に取って大平洋戦争に誘い込み、原爆を二発食らわした悪者どもの後裔である。生やさしい連中ではないのだ。  東部氏には日本人としての性根が欠けている。靖国参拝とか自衛軍増強をいくら力んでみても、それは関係がない。関西の商売人の息子、秀才の東大出の官僚は、本当の胆玉と教義を持っていない。そこでクリスピー大統領に阿諛してみたり、英語を使ってカッコを付けてみたり、外国人と立ち交わって得意になっている風が醜い。  日本の首相であれば、少なくとも英語は自由であってほしい。そのうえ、独仏語のいずれかが読めるくらいの語学力は必要だ。だが、公式の席で外国語を使ってはならぬ。フランス人もロシア人もドイツ人も、公式の席で外国語は使わぬ。東部氏は六十半ばをすぎて、いまだに軽薄才子ではないのか。  服装、態度は隙なくととのえる。だがこの人物は全くの田舎者だ。西洋文明は優れている、西洋人は偉い、彼らと対等に立混りたい、この辺がその心事であろう。  私はむやみに人を批判するものではない。この東部式西洋崇拝、アメリカ化が日本に及ぼしている惨害に、心が痛むからである。今の日本の物心両面の軽薄なアメリカ化は、東部首相登場以来急速である。日本人はてい順にエライ人を見習うのだ。いろいろの面で、これは日本を心の内面から打ち壊しつつある。  日本の文化と社会は、アメリカなどとは比較にならない、本源的に高度なものである。どうしでそれが、この学校秀才にわからないのか。  以前に首相であった小泉さんも、森さんも、私は好きである。田中首相は偉かったと思っている。竹下首相さえも私は弁護してきた。だが東条と東部首相だけは、彼らが出現した途端、私の心に突きささるものを感じた。一昨年暮から、私は東部首相に、なるべく早くおやめなさいと言ってきている。東条と東部両人の像が、私の眼底に二垂写しになるからだ。  東部首相は早く退陣する方が日本のためにも、本人のためにもよい。もし彼が手練手管で延命を計ってゆけぱ、大変な事態が起こりかねない。彼の歴史評価は東条をはるかに下回ることになる。  本を書く冥利と言えようか、私のところには読者からいろいろ手紙が来る。たいていは返事を出すが、その中には居所不明で返ってくるものもある。それらはきまって、米国はこういう陰謀を日本に仕かけている。これをあなたの筆で日本国民に知らせてもらいたい、とする趣旨のものだ。そんな方々の純真な気持ちを私は尊重するのだが、最近来たものの一つを次に掲げておこう。  先生にお便りをするのはこれが二度目なのですが、前回の手紙が届いたかどうか自信がありません。

アメリカ支配屈の総司令部、外交問題評議会(The Council for Foreign Affairsのこと、ただしこれは現在ではすでに公然機関になっていて、伏魔殿は別にある)とロックフュラー財閥の実体が描かれています。  アメリカエスタブリッシュメントは、日本をそっくりそのまま乗っ取って、アメリカ資本の支配下に置いてしまう戦略を開始しています。TOBよる日本乗っ取りこそ、アメリカ対日戦略の本番です。  アメリカはすでに日本国内のCIAエ-ジェントや、ロックフェラーが主宰する三極委員全を使って、日本国内でも日本乗っ取りの布石を着々と打っているのです。  行革の目的は日本の景気を悪くするというよりも、米国が日本に「再進駐」しやすいような環境作りにあります。役所を民営化してグローバル企業のネットに取り込む。反米勢力であるNHK、朝日などのマスコミ労組の力を弱める。農地を自由化して穀物メジャーによって日本の生命線を押さえる。官僚組織を攻撃して米国のような企業支配型社会に日本を変えていく。  その後に来るのがTOBです。  ロックフェラーと外交問題評議会は、日本を単に叩くのではなく、米国の体制の中にそっくり吸収しようと考えているのです。つまり米国の産業ソフトによって、日本産業のハードをそっくり支配下に置こうというわけです。  大統領は外交問題評議会ではなく、それに反対するライト・グループの首領です。しかし国防、国務といった連中はすぺてロックフェラー直属の部下てすので、クリスピー政権も内部はこの外交問題評議会に蚕食されていることになります。クリスピーが権力の座を退ぞいて、ケラリーが大統領になり、ロックフェラーの大番頭であるベーカーがふたたび権力の内部に復帰する峙が、米国の日本吸収策が発動される時です  米国の支配層が夢見る日本とは、米国と統合され、事実上そのマスコミと主要産業が、ロックフェラー財閥の支配下に入った国なのです。そしてその移行は日本国民がほとんど気付かないうちに行われるかも知れません。 ある著名な出版社、新聞社、通信社はCIAコネクションに通じるメディアで安全であると日本人に信じこませようとしています。これが彼らの手なのです。  日本は早くあの東部という売国奴を叩き出して、ロックフェラー財閥との戦いに備えないと、えらいことになります。今は目醒めた人間が全力で警鐘を打ち鳴らさねばなりません。  米国の支配者はロックフェラーと外交問題評議会は、空洞化した米国の生き残りを計るために、日本を吸収し、属州化する計画を進めているのです  現在米国に横行している日本アンフェア論は、日本に政治的圧力をかけるために外交問題評議会が煽動したものです。  彼らはまず、日本に対して市場開放の圧力をかけて、TOBと穀物メジャーによって日本の情報と食料を押さえることを狙っています。行革と「第三二のマッカーサー改革」と言われる日本改造計画がそれで、これは日本国内の日米欧三極委員会のメンバーとCIAエ-ジェントが、米国からの外圧と呼応して日本を米国支配下に組み込もうと策動しているのです。アレンによれぱ、外交問題評議会は日本と極東の産業を乗っ取るために、第三の恐慌を準備しているらしいということです。  最終的に彼らが考えているのは、日本に対して経済政策、金融政策で主権を放棄させ、日米の通貨を一つの単位に統一することだと思われます。これが米国の産業ソフトで日本の産業ハードを支配する、外交問題評議会の目標です。  そのために彼らは日本を米国にさらに強く結び付け、アジアと切り難す政略をとってくるものと思われます。この戦略が完了すれば、日米がひとつの経済圏として、米国資本の下で統一されることになりますが、これは日本が民主主義的主体性を失って、米国なみの暗黒国家になることを意味します。  私の考えでは、これを防ぐ方法は二つあると思います。一つは日本がみすみす全をドブに捨てるような米国への投資を止めて、日本国内での投資を増やすことです。そのためにはCIA政権である東部政権を早く叩き潰さねばなりません。  第二には円を決済通貨とする「日経済圏」を西太平洋に作ることでしょう。必要ならば中ロを入れても良いと思われます。日本が米国の日本吸収戦略を打ち破るには、これしか方法はないと思います。  さてお知らせの書はよく読んでいます。アレンの著書をすいせんした反ロックフェラーのマクドナルド下院議員は、航空機事件で亡くなりましたね。この機にはブッシュ元大統鎖も予約していたのですが、直前になって他の便に変更したという話もあります。航空機事件が、やらせであった可能性が高いことを、私は『アメリカは信頼できるか』で主張しています。新しいところでは、中国原発事故は西側機関の仕掛けた爆発物によるものという説も巷間にあるようです。  いざという時に、日本の原発がCIAの手先によって内部から爆破されたらどうなりますか。あるいは東京湾に入ってくるLNG船の場合も同様でしょう。  石油危機、原子力エネルギー、石油暴騰落、円ドル交換率の急変動、すぺては、その時々の状況を巧妙に利用した米国支配層の拵らえものでしょう。私は『石油危機の幻影』以来十数冊の本で、それを指摘して来ているのですが、正直な日本人は、そんなことを聞くのさえ嫌なのてす。日本人と言うのは、そういったことに対する感受力がありません。与えられたものを一途に信じ込んで、正確に守り伝えようとするのです。いじらしいものですね。  一つ真に驚愕すぺきことをお話ししましょう。  古事記、日本書紀と言えば「日本人と日本国家の根本聖典です。ところがこれらは完全な帰化人(あるいは当時の百済CIA)の造作物と断定してよろしい。以来千数百年、誰れ一人これらを根本的に疑った学者が出ていないのです。日本の伝統を護持すぺき神職が、今日でさえも記・紀の神聖をその存在の依りどころとして墨守している有様です。  記・紀の約百年前に、「先代旧事本紀」というものが作られたのですが、これは漢文で書かれた史書としては、もっとも浩瀚なものです。ところがこれがすでに完全に造作史です。ではなぜこんな恐るべきことが行なわれたのか。  理由は簡単です。時の権力者、旧事記の場合は蘇我馬子とその甥、聖徳太子の命令によるのです。もちろん当時は事実を知る人は多かったでしょう。しかし彼らは力で沈黙させられた。当時の排仏、崇仏の裏面には、この問題が潜んでいます。日本最古の歴史文書を保待して来たのは皇室と物部氏です。馬子と太子は外来のシナおよび仏教思想、そしておそらく三韓貿易による経済力を背景にして、外戚政策によって皇室を、武力によって物部氏を征圧し、日本国家を横領しようとした。  日本の本当の歴史書の存在は彼らの野心にとって邪魔なのです。そして物部守屋の滅亡を眼前に見た他の家の人達は、目を閉じてしまい、記・紀が金科玉条となって今日に至っている。旧、記、紀に書かれた古代日本は、まったくお伽ばなしの世界に作りかえられ、低劣、蒙昧な神話の世界に塗り込められてしまいました。よくもこんな出鱈目をイケシャーシャーと書けたものだと、変に感心させられるくらいです。当時の百済人は詐騙の天才を持っていた。  そのことは以来干数百年、民間に匿され埋もれてきた、皇室系統と物部系統の古代史書が、戦後になって明るみに出て来たことで、古代の実態が明らかになってきました。たとえば女神にされてしまっている天照大神は、じつは十三人の后姫を持つ天皇でした。晩年は長く伊勢に居住しています。今日の伊勢宮はその住居跡です。  この七世紀の事態を今日に引き写すとどうなるか。外来の思想に心酔し、外国との経済関係深入りして物心とも虜にされ、おおみたからとして大事にされてきた民衆は奴隷化される。私の『日米最終戦争』の表紙の絵をとくと御覧下さい。この日本人も、昔の百済人や今日の米英支配層のような本心からの悪党ではありません。日本の社会で育てば、悪党にはなれないのです。しかし権勢欲という魔物が心中に巣食い、事物を的確に透視しうる能力がない人は、知らずに悪党の走狗になる。  米国支配層の考えは、いくら勘ぐっても過ぎることはありません。牛肉を買え。しからばその中に含まれている女性ホルモンの量を監視すべきです。米国下層階級の青少年は近年無気力になってきたといわれています。現在の米国では体のよい給食所に変わりつつあるハンバーガー店で食べる牛肉の、飼料に入っている女性ホルモンのせいであるというのです。これは米国で問題になっています。  コーラ類のガブ飲みが、下層米人をむやみに太らせている。だが日本の食料品検査当局が、その中の徴量成分をチェックしているか。  あなたのいうソフトな手段による米国資本の日本企業乗っとりは、もちろん彼らの主要な作戦です。そして実際に発動してくるでしょう。だが私はそれは結局無理と考えます。経済は複雑な生きものですし、本書の第四部に見る太平洋戦争の時のように一刀両断にはゆきません。彼らの作戦は、どうしても途中で馬脚を表わして来ますし、日本人の集合的頭脳には、彼らの傲慢な少数者の力では結局勝てないでしょう。  もちろん倣慢は姦智を生むものです。決して油断すべきものではありません。しかし最も大きい問題は、アメリカ思想、すなわち拝金主義、物質主義の濔漫による日本人の精神的墜落です。これこそが、本当のトロイの木馬であり、獅子身中の虫でしょう。  日本の最終的な力は、いま言った日本人の精神的純粋さをあくまでも保持することと、他の一つは産業の健全性、生産性を常に上昇していくことです。今まで政府、国民に甘えた、きわめてルーズで非能率な組織でした。現在の状態は、この弱点を米国に衝かれているのです。自らを改革し得ないものは、他力によって潰されるし、その弱点に楔が打ち込まれます。黒船の時の徳川幕府のようにね。  太平洋戦争でも、重臣、軍の無能と思い上がりが、ルーズベルトの罠にかかる原因を作ったのです。では御気嫌よう。  右の手紙の中で、私は“日米最終戦争”における最終的楽観論を述べた。読者の大部分は、米国の善意、その社会の健全性、そしてその産業力の強大について、疑いを持ったことはないであろう。それが大きな錯覚であることを出来るだけ早く気付くことが、あなた方にとって大いに大切である。 一般の日本人は、アメリカとアメリカ人を根本から取り違えている。「敗戦と占領軍の恩恵によって、今目の平和で繁栄した日本の社会がある。あなたはなぜその立派なアメリカの悪口を言い、クリスピーと協力してうまくやっている東部さんを非難するのか。何かアメリカに個人的な怨みでもあるのではないか」と考える人もあるかも知れない。  私は善良な一般のアメリカ人に対して、親愛の情を持ちこそすれ、何のわだかまりもないし、米国に対して何の意趣があるわけではない。それどころか、多少の金銭的基礎を与えてくれたことに、非常に感謝しているのだ。  私の米国に対する厳しい見方は、彼らの中に巣食っている一握りの支配屈の思想と行動が、世界人道に反しているところに由来する。それは、紹介するドール大佐のそれと同じである。彼らの目指すところは、自国民と世界を奴隷化することであり、米国の第二ローマ帝国化である。私は一個の日本国民として、また世界市民として、これを座視することはできない。  米国支配層はその利己的哲学によっつてアメリカを腐敗させた。(『アメリカ帝国の大謀略』)その毒手はいまや日本に及ぼうとしているのだ。

これが日本社会の弱化と、米国による寄生を容易にし、日本社会内部に自らの友人、金持ち階級を作ることにつながると考えているわけだ。日本の高所得層を米国支配層の買弁化しようとする策略である。  アメリカに行って万遍なくその社会を観察すると、この四~五年来、貧民が非常に増えてきたことがわかる。もちろん彼らは日本からの訪問者の立ち回るところにはいない。だが市街の中心部を外れたハンバーガー店などを見ると、彼らの実情はよく見えてくる。素寒貧な部屋は借りていても、調理はできない。費用が掛かりすぎるからだ。そこでフードスタンブで支払いのできるファーストフード店を、朝・昼・晩家族を連れて回り歩く。今日のアメリカでは、ハンバーガーとコーラは貧民給食事業となっている。  この状態の下に、クリスピー政権は高額所得者の税率を大幅に下げようとしている。低所得層への課税は日本よりずっと重いのである。これは金持横暴の不逞な政策だ。それは米の力をますます弱め、おそらく数年後に到来する大不況においで、大きな社会不安どして噴出するであろう。戦前の日本の大きな弱点は、貧富の差の大きいことであった。これがために社会が近代化されず、国内市場が育たず、結局海外進出にハケ口を求めることになってしまった。戦後今日までの日本の進展は、戦後占領革命による富の平等化に負っている。いま米国の要求に盲従して高額所得者の税率を大幅に下げることは、戦前に戻ることである。すなわち日本の発展を阻害し、社会緊張を増す。  現在の米国は悪国の見本であり、この国は、明日は明白に中南米国化する。米国支配層の誘導に乗ぜられて、高額所得者減税などを導入して、昔の悪夢を蘇らせてはならぬ。戦後日本人の親米感情は、占領軍の諸改革が戦前日本の病根を剪除して、平等社会を作ってくたことに由来する。が、間連ってならないのは、占領革命を遂行したのは、三○年代の大不況が生んだニューディール派の人達であり、今日の米国を動かしている悪人とは対極に位置する。マッカーサーは正直な軍人、官僚であって、彼の考え方は当時のニューディーラーに近かったのであろう。  米国は極端に能力の異なる国民の集合である。したがって貧富の差は大きくならざるをえない。しかも上層富裕階級は貧民にまで課税している。これはもう人頭税と言ってよい。三○年代ニューディールアメリカは、今日では奴隷制アメリカに変貌したと言ってよい。米国支配層は日本にまでその思想と社会を拡げようとしている。  今も濃厚に残り、米国のみならず、日本の或る人達も大いに利用している日本人の親米感情は、もうとっくに消え失せているのだ。真実は、米国支配層は日本の敵であるのみでなく、世界文明の障害物である。不明にしてその姿が見えないにせよ、彼らと協力する徒輩は、まさしく、気付かぬうちに買弁化しているのだ。  さて前置きが長くなりすぎたようだ。

蛇足・・続き

同日選挙に打って出た東部首相は大敗し、野党政権が誕生し、政権は野党民共党が独裁を宣言した。そして中国及び朝鮮国と軍事同盟へと進んだ・・見返りに中国軍の沖縄、九州進駐に伴い、アメリカ太平洋軍と衝突してしまう。マスコミは統合され唯一の以前、反戦平和を謳っていたNHK朝日放送が連日、アメリカの原爆投下への謝罪キャンペーンを繰り返し、徴兵制で米国軍を潰す事を盛んに述べて戦争論を展開している。日本はアメリカとの貿易摩擦に発展し、経済は疲弊した。ついに、キレタ過激派が日本航空機のパイロットを脅しホワイトハウスに突っ込み、破壊してしまった。そのテロ報復の為、アメリカ・ライトグループは日本抹殺の計画を上述しそのミッションをクリスピー政権に出し議会の承認を得て、最後通牒を提出し、日本の民共政権はそれを拒否した。大統領は東京へのミサイル発射ボタンを押すことにした。東部元首相が終わりに見た街は「何も無い関東平野の瓦礫の東京」だった。