『シャイニングスター2.1』第3話は、フライデー回!
TVアニメ版本編では今まであまり描写されてこなかった、ヒョヌたちの意外な一面が続々出てきます!
まず話の前提として、フライデーの各メンバーの年齢を押さえておきましょう。
儒教社会・韓国では、「長幼の序」、年齢の上下が、人間関係を読み解く上で日本よりも重要となります。
赤髪のユジンが最年長の満17歳(유진)、帽子っ子のイリ(이리)が満16歳、黒マスクのクンタ(쿤타)も満16歳。
ヒョヌ(현우)は満14歳で、チームのマンネ(=最年少、末っ子)ながら、リーダーでもあります。
また、現在はメロディのプロデューサーであるジン(진)も、以前はフライデーのメンバーで、やはりその頃はヒョヌと同い年でありながら、リーダーを務めておりました。
韓国アニメ『シャイニングスター』 샤이닝스타
ネタバレ感想レビュー:
第3話「にぎやか☆フライデーの戦い」
3화 왁자지껄☆프라이데이의 싸움
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2021.09.22(水)Youtube一般公開
トーク番組に呼ばれているフライデー。
アンニョンハセヨ、フライデーイムニダ~!
안녕하세요,프라이데이입니다!は
こんにちは、フライデーで~す!
口調だけは、いかにもKPOPアイドルらしく、きちんと声を揃えて挨拶を決めているが…
ポーズのほうは勝手バラバラに4人が各自お好みのポーズを取ってて、統一感が全くないw
今日はフライデーと率直なトークをしたい、と述べる司会者。
TVアニメ版31話、48話、49話や劇場版でも司会をやってた、紫ジャケットで茶髪の人。
「フライデーと言えばいつもこのチームワークが欠かせませんが、宿舎で一緒に暮らしてるんですよね?ケンカになったりしませんか?」
…クズキャラのTVギョーカイ人がしょっちゅう出てくる『シャイニングスター』。
この司会者も、一見誠実そうな語り口だけど、徐々にチーム内の対立を煽って視聴率を稼ぐつもりなのか?
「どんな意見でも、まずは十分に対話を交わすようにしてます」と、冷静な受け答えのヒョヌ。
年下ポジションでチームをまとめている秘訣は、コミュニケーションを重んじる民主的リーダーシップ術?
回想シーン。フライデーのデビュー前。
「もうすぐデビューだぞ。チーム名はどうする?」
とメンバーに問いかけるイリ。
…デビュー直前までチーム名なかったのかよw と一瞬思ったけど、考えてみたら、ナラたちの学年に対するシャイニングスタースクールの育成方針のほうが特殊だったんだよな。練習生時代からずっと固定ユニットでミッションやらされて、そのまんまのユニットでプロデビューしていった。普通、現実のKPOPアイドルは、マーケティング方針を大いに練った上で、いよいよデビューさせることが決まった段階で、ようやくメンバーを固定してユニット名も決めるもんだよな。
「5人だから、一週間の中で一番楽しい、5番目の日。『フライデー』はどうだ?」
アイデアを出すジン。
…「フライデー」のチーム名誕生秘話が、今ここに明かされた~!
ジン君、そう言えば「メロディ」の名前も決めてたよね
「イマイチだな。一番好きなのは土曜日だし」
容赦なく親指を下に向けてブーイングサインを出すイリw
・・・フライデーメンバーたちのスクール制服姿だ!眼福
「じゃあ、『ヒョヌ・ワ・アイドゥル』(ヒョヌと子供たち)はどうかな?」
マンネなのに、この当時からふてぶてしい発言の天然ヒョヌwww
…90年代の伝説のアイドル系ラップグループ、私が当時のKPOPに惹かれるきっかけになった「ソテジワアイドゥル」(ソ・テジと子供たち)が元ネタだな。TVアニメ版49話の予告編でも、ビッグジェイの発言の中で「チェナラワアイドゥル」という言葉が出てきた。
ソテジワアイドゥルはSMエンターテインメント所属じゃなかったけど、KPOP史上、超重要な存在だからリスペクトの意味でも繰り返し引用してるんだろうな。ソテジなかりせば、SMエンターテインメントがソテジワアイドゥルからヒップホップテイストを取り入れたH.O.T.のようなアイドルユニットを生み出して、KPOP界の覇者にのし上がる流れも生まれなかっただろう。
「それこそイマイチすぎるだろ」とクンタ。
「力強い感じを活かして、『ワイルドガイズ』はどうだ?」
ポーズを決めながら、クンタ渾身のネーミングを披露したが…
ヒョヌが「幼稚だな」と大爆笑w
屈辱に震えながら、「『ヒョヌ・ワ・アイドゥル』よりはマシだと思うが?」と抗弁するクンタ。
「ああ、何だ。自動生成マシンで作った名前かと思えば…」
真面目に考えてそれだったのかよと、さらにクンタのセンスをこき下ろすヒョヌ。
「何なんだよ『ワイルドガイズ』って。僕より幼稚じゃないか!」
回想終わり。「時々、会話が荒れる時もありますが…」と、過去の笑い話として穏やかにまとめるヒョヌ。
クンタも一緒に苦笑して、特に根に持ってはいない様子。
「一緒に暮らしてると、私物をめぐってケンカが起きたりしませんか?」
何がなんでもケンカの話に持って行こうとする司会者w
イリが答える。
「まさか。お互い譲り合いますよ…」
回想シーン。イリのトレードマークの帽子を、勝手にかぶってるユジン。
「何やってんだよ、ヒョン(=兄さん)!」
激怒するイリ。
「置きっぱなしになってたから、かぶってみた」
「普段、帽子なんかかぶってないだろ!早く返せよ!」
帽子を取り上げようと手を伸ばすイリ。
ユジンは意地悪して、「取り返してみろ~」と身をかわし続ける。
イリの手はなかなか帽子に届かない。
…ユジンも、最年長なのに、完全にダメな人じゃんw
もうちょっと大人なやつかと思っていたが…リーダーになれないのも道理だよ。
ところで、ユジン(身長180cm)とイリ(身長179cm)って身長ほとんど変わらないんだが、あんなに帽子に手が届かないことってあるか…?
回想終わり。
「…もちろん、絶対に許せないこともありますが」
思いっきり根に持ってるイリwww
ここで司会者が、悪魔の提案。隠しごとがあるなら今この番組内で告白しようと煽る。
「では、もしもですよ、今までお互いに言えなかったことがあるならば、いまこの時間を告白タイムとしてみるのはどうでしょうか?」
「あの…こないだユジンのスマホの液晶画面を割ったの、実は俺です」
司会者のワナに真っ先に乗っかってしまう、お調子者クンタwww
「あれって、クンタだったのか~」
ユジンは怒りをこらえながら、イリの方に向き直って罪を告白する。
「イリ、ごめん。今日ちょっとお前の靴下借りてる」
…財テクキャラでもあるユジン、「他人の物は俺の物」というジャイアニズムの実践が蓄財の秘訣なのかな?
「まったくもう、ヒョンってば…」
イリはボヤきながら、自分より年下であるヒョヌの方を向く。
「ヒョヌ、ごめん。借りてた本なくした」
「はあっ!?」
「僕は以前、クンタの初等学校(=小学校)の卒業写真をファンカフェにアップしてました!」
さわやかに白状するヒョヌ。
…アカンやつ揃いのなかでも、ヒョヌのやらかしがやっぱり激ヤバ1等賞www
「俺の黒歴史を!」
「おい!!!」
一斉に怒声を上げるフライデーの4人。
「わっ、止めろ止めろ!」
自分で煽っておきながら、慌ててストップをかける司会者…というところで第3話終了。
ここまでで、一番爆笑できた回でしたね~。
フライデー全員が愛しくなってしまいます。
いずれ、フライデーが衣装カードでお着替えする変身バンクとかも見てみたいですね。
ユジンがイリの帽子を奪い取ってるシーンが、さすがにイジメっぽくて少々不快でしたが、まあ全体として見れば、「ケンカするほど仲が良い」ということを改めて強調する意図を込めたエピソードだったんでしょう。
ジンが抜けた後のフライデー、私生活ダメなやつらの集まりやんwww
KPOPアイドル定番の、同居生活。宿舎の掃除とか、ちゃんとやれてるんでしょうか?
『シャイニングスター2.1』、次の第4話は、9月23日(木)に一般公開です。