【観劇日記】マーブル  ππ 第一回公演 | kaネとmo観劇日記

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年間200本程の観劇。
その感想やらを忘れないように、記しておこうと思います。






1/24(金)夜公演 小劇場「楽園」
Aブロック最前列 中央

かつてG2プロデュースAGAPE storeシリーズで共演していた
松尾貴史さんと松永玲子さんの二人。
その二人が立ち上げたユニット『ππ』。
その第一回公演です。
熟練で周知の中の二人が織りなす劇世界が、面白くならないはずがありません。
今後の展開が大いに楽しみです。

さて、今回の作品は昭和の新宿ゴールデン街を舞台にした男女のお話。
「Bar夏美」に逃げ込んだ、学生運動の写真を撮り学生に追われているカメラマン。
助けられたことに加えて、その美貌に惚れて通うようになり、
ママの勧めで「流しのカメラマン」になる。
大人な二人のやりとりは、
セクシーな衣装の松永さんが醸し出す色気とは裏腹に、
純粋でティーンの恋のよう。
歓楽街を舞台にした話ですから、
風俗の裏事情やらヤ●ザやらとの関わりによるトラブルが発生しますが、
人情と駆け引きで乗り越えていくわけです。
しかし、お互いのことを思いやるからこそ、
乗り越えられない壁があって、
幸せを願いながら姿を消す悲恋のお話。

息の合った二人の共演は、やはり楽しいです。
次回公演を早く観たいと思うのはわたしだけではないはず。
楽しみです。