亡くなった生徒が望んだのは入試中止? | kaネとmo観劇日記

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年間200本程の観劇。
その感想やらを忘れないように、記しておこうと思います。

■橋下氏「批判受けても…」、募集中止で見解公表
(読売新聞 - 01月22日 23:08)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2297310

これほど市長支持の声や
高校生(在校生)や中学生(受験生)を非難する声があることに驚きです。

「人が死んでいるのに…」
「自己中心的な…」

という意見の多さにも愕然としました。



何度も書いていますが

若者が、学校の出来事を苦にして命を絶ったなんて、受け入れがたい出来事で
残念でなりません。

亡くなった彼も
遺族の方も
本当にかわいそうです。

体罰が理由で学生を自殺にまで追い込んだ事実を
教育委員会も、学校も、教職員も、
時間をかけてしっかりと見つめ
若者が明るい未来の展望を見いだし
青春を謳歌できる学校を構築していかなければなりません。


しかし、

誤解を恐れずに敢えて書いてみますが、
この一人の自殺にだけ、なぜそんなに過剰になるのでしょうか?
いろんな理由の自殺者や死者(事件や事故の被害による)がいます。
なのになぜこの自殺をピックアップするのか…。

それは、騒いでみせることに何らかの得があるからではないでしょうか?
つまり、誰かを(何かを)悪に仕立てて、
それを退治したかのようなパフォーマンスを見せることができるという判断による
売名行為です。


入試を行わないことが
解決の手段になるのですか?

2ヶ月後の新年度を迎えるにあたり
教職員を全て入れ替えることが
解決の手段になるのですか?


この学校にある問題と

市長がやろうとしている行為に

整合性があるように思えません。



亡くなった彼は
この対応をどう思っているのでしょうか?
喜んでいるように思えないのは、わたしだけでしょうか?