祥鳳(しょうほう)の紹介です。

祥は「幸」、鳳は「おおとり」 の意

 

 

祥鳳の前の姿は潜水母艦「剣埼」で平時は艦隊用給油艦として

戦時は空母に改造できるように設計されています。

昭和9年12月起工

進水した剣崎は給油艦の艤装工事を中止、13年潜水母艦として再開

14年1月に竣工します。

 

15年11月にいよいよ空母に改装されることになりますが

ディーゼル機関が不調のためタービンに換装することに。

このため工事は1年近く費やし

昭和17年1月 空母祥鳳は完成しました。

(潜水母艦として完成していたので改装中も艦長、乗組員は

船内で活動しています)

 

17年4月ポートモレスビー攻略作戦に参加。

5月7日サンゴ海海戦でレキシントンとヨークタウンの艦上機に襲われ

沈没しました。

 

模型では

ハセガワ、初版1999年、付属搭載機零戦21型、九七艦攻

珊瑚海海戦時1942年 といっても

空母に改装されてから4ヶ月で失っているので

竣工時からの違いはありません。

 

飛行甲板はフライホークモデルを使用しています。

 

翔鶴・瑞鶴とこのキットで珊瑚海海戦を編制でき

存在意義を感じます。

古いキットとは言え

EPや手を加えればかなりの完成度に

 

先に書いたように

元はディーゼル機関を使用するために備えた

後部の小煙突も特徴の一つ。

 

 

反り上がった艦首は潜水母艦時のもの

 

両舷前後に12.7センチ連装高角砲

その間に25mm3連装機銃を装備

実艦と同じく

97艦攻を乗せると

いかに小型の空母か分かります。