ピンナップガールとおとこ達
1940年代から1950年代に、
ガーリーマガジンやパルプマガジンと言った
粗悪な紙質のメンズマガジンに描かれた艶ッぽいおねェさン。
日本でも「ヴァーガスガール」で有名なアルベルト・バルガスや「ペティーガール」のジョージ・ペティーも
この頃、男性雑誌「エスクワイア」誌上で活躍している。
二人の描くセクシーでありながら、上品で美しく気品を失わない作風。
とりわけ純真無垢で無邪気な笑顔を持つ美女たちの表情は
あきらかにラファエル・キルスナーの影響をうけている。
たとえば
故郷を遠く離れた欧州戦線の米軍兵士とか、
現在よりもはるかに低レベルの安全基準の下、危険な作業に従事した労働者たち。
スピードに命を懸けたホットローダーやバイカー。
ギターを友に放浪したブルーズメン。
もしくは
ウェストバージニアの炭鉱夫、
無慈悲なお役人に土地を奪われた可哀そうなお百姓さン。
そんな彼らを魅了したおねェさンを感動社はリスペクトするのだ。
うむ、男の世界である。
オイルの匂い 流れる汗。
蒼い髭剃りあと 絡み合う毛脛 ほとばしる獣欲。
あ、違う。違う。違う。
そっちの世界じゃない。
まぶしい顔をして荒野を見つめるブロンソンの世界である。
沈む夕焼けに顔をしかめるマックィーンの世界である。
今回おとこくさい内容だったので、艶ッぽいのを一枚。
それじゃあ。
