心温まる感動ストーリーを通じて感動を科学する! -4ページ目

心温まる感動ストーリーを通じて感動を科学する!

心温まる感動ストーリーや感動研究を通じて、元気や勇気、生きる喜びを高めて欲しい!!(社)日本WEBライティング協会公認ブログです。

『ストレスを抱えたあなたのための感動ストーリー短編集』
~「生きてて良かった!」と思える涙の珠玉作品~


読者から、大変好評で、絶賛の感想をいただきました!!


素晴らしい感想をありがとうございました!!



<色んな感動をさりげなく>ヒロリンさん


感動は、理屈を超えたもの。
感動の大事さとか、感動の要因とか、感動の効果とか、一応著者の説明は最小限あるけれど、本書は決して「感動学」の本ではありません。
貧困、病苦、災害、政治、戦争、スポーツなど、様々な場面での感動エピソードを、手軽に気軽に味あうことができます。
スポーツでしか感動しない人、成功話しか感動しない人はいないはず。人生どんな場面にも感動との出会いがあるはずです。
感動する心が鈍くなった現代人に、感動を通じて幸福になってほしいという著者の願いが伝わってきます。
構えず、手軽に本書を手に取り、感動する心を取り戻し、感動感度を高めてほしいです。
世の中、また自分の人生を見る目が全然変わってくるでしょう。
幸せになりますよ!




<涙がとまらない>まいまにさん

投稿者 まにまに 投稿日 2015/8/15
こんなに、泣けるなんて思ってもみませんでした。
世の中に感動ストーリーを集めた本は結構あると思います。
でも、スポーツで感動する人もいれば、人間愛や、困難克服の話で感動する人もいて、感動する種類も人それぞれですよね。
この本を手にとって、まずは数作品読もうと読み始めたら、あれよあれよと一気に読んでしまいました。
それほど惹きつける話が多いのです。
また、1話1話が短くて、リズムよく読むことが出来るのも疲れなくていいですね。
ほとんどが実話なのでしょうか?
心をゆさぶるお話に、ステキな涙を流させていただきました。





<感動って涙以外もくれるようです>くうかいさん

投稿者 くうかい 投稿日 2015/8/21
何気なく手にとって読みはじめましたが、感動ってどういうことか考えながら涙してしまいました。家族とか友人、周囲の人…そして自分自身を大切に愛しく思っていればこそ受け取れる感情かもしれません。今ここにある幸せを噛みしめながら一気に読みふけりました。感動のその先までもらった感じです。




<乾いた心に潤いをいただきました!>山田さん

今年の夏は猛暑つづきでそろそろ疲れがたまってきたかも・・・?
という方は多いと思います。
かく言う私もその1人。
熱中症にだけはならないよう水分補給を!と、
つねに気の抜けない日々がつづいています。

そんな毎日のなかで出会ったのがこの本。
「感動ストーリー」という言葉に惹かれて読んでみました。

収録されているのはいずれも、
乾いた心を潤してくれる作品ばかり。
この本を読んではじめて、
自分で思っていた以上に私の心は潤いを求めていたんだなと気づきました。
成果をださなむちゃ!とか、キャリアアップを!とか、
仕事に励むばかりの毎日に知らず知らず心が乾いていたようです。

感動すると人間って不思議なパワーがでてくるのですね。
通勤時間の気分転換に、お仕事の合間の息抜きに、元気を回復したい方に、
まさにピッタリな本だと思います。





『ストレスを抱えたあなたのための感動ストーリー短編集』
~「生きてて良かった!」と思える涙の珠玉作品~
アマゾン⇒ http://www.amazon.co.jp/dp/B010CTAAGW





ついに本日新刊が発売になりました!!


『ストレスを抱えたあなたのための感動ストーリー短編集』

~「生きてて良かった!」と思える涙の珠玉作品~



この本は(社)日本WEBライティング協会で製作した
『自家出版』。


本ブログ「感動する話と言葉の玉手箱」
を書籍化したものです!!


著者ナビゲーターとして代表の芳川の解説のもとに、
感動ストーリーコンテストの入選作品7編を含む
全23の短編ストーリーが網羅されています。






趣旨は、

感動体験を通じてストレスを吹き飛ばしていただく
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ことです!!



販売はアマゾンのみで行っています。
先着300名様には、セミナーへのご優待を
行っています!





目次などの詳細はこちらから⇒ http://pooo.biz/


ご購入はこちらから⇒ http://www.amazon.co.jp/dp/B010CTAAGW






ではまた!!☆彡
「生きたいのに生きる事が出来ない。」
悲痛な叫び声が聞こえますか?


今、自殺者は年間で30000人を越えるといいます。
その一方で、生きたい!と願っているのに、病にその命をうばわれていく人もいることに、かなしい不条理を感じます。


「ゆりちかへ~ママからの伝言~」
これは難病に侵されたテレニン晃子さんが、限られた命の中で、天から授かった幼い娘、ゆりあちゃん(愛称 ゆりちか)に残した愛のメッセージです。


2002年4月、晃子さんは、ロシア人の男性、テレニン・レオニドさんと国際結婚しました。まもなくして妊娠がわかり、二人は喜びと幸せにつつまれていました。


しかし、2005年12月のことです。妊娠5か月目にはいった晃子さんは突然、激しい腰の痛みに襲われました。歩けないほどの激痛。


お腹の中の子に万が一の事があってはと、病院で病理検査を受けました。結果は残酷なものでした。


「脊髄ガン」、からだ全体の神経が集中する脊髄がガンにおかされ、手足のしびれや知覚障害など、全身に障害がでやすく、転移の可能性が非常に高い難病です。とにかく一刻も早い治療が必要とのこと。


でも、晃子さんのお腹の中には赤ちゃんがいます。放射線や抗がん剤を使う治療は、おなかの赤ちゃんに深刻なダメージを及ぼすことは必須。


「あきらめなければいけません」と医師に言われたテレニンご夫婦。
「難しいね、パパ」
せっかく授かったかけがいのない小さな命。自分自身の命か子どもの命か。
究極の選択です。ツライ選択を迫られてしまいました。


「ママはパパに約束したの。パパに健康な赤ちゃんをあげるってね」
お腹の子にやさしく語りかけました。そう、晃子さんは自分の命ではなく、赤ちゃんの命を守ることを選んだのです。


それは、自分の死への秒読みの開始でもありました。


2006年2月6日、無事、ゆりあちゃんが誕生しました。1200グラムの小さな尊い命です。


「この子の為にも元気にならなくちゃ!」
さっそく晃子さんは抗がん治療をはじめました。
病気の悪化で手を自由に動かすことができない晃子さん。愛くるしい娘をその腕に抱くことのできないせつなさ。本当なら、お乳をこの子に飲ませてあげたい! しかし、抗がん剤を服用していては、お乳を飲ませることもできません。


ツライ治療に耐えつづける晃子さんですが、運命は過酷な方向へと進んで行きます。
『MRIをとると「ぜんぜん別の所に新しく大きな腫瘍ができていました」絶望的』


自分の命の炎が燃え尽きてしまう前に、晃子さんは決意します。
『ゆりちかが笑うと本当に可愛くて、こっちも幸せになります。その笑顔をこれからもずっと見ていたいのですが、何があるか分からないので、ママがゆりちかに話したいことを書きます。』


自分の体験をもとに、女の子として、人として、ゆりあちゃんに大切にしてほしい事を書きはじめたのです。


おしゃれ:「ゆりあにはおしゃれを楽しんでほしいな。たくさん、たくさん可愛くなってほしい。女の子だから味わえる素敵な楽しみがたくさんあるよ。ママが手伝ってあげたいなあ。ユリアの髪をまいにち違う格好に結ってあげたり、いろんなお洋服を着せたり、ママも楽しみたいです。アクセサリーも楽しんでほしい。ママのがあるから使っていいからね。パパに言っておくから。女の子はお金がかかるってね。」


お友だち:「ゆりあには、いいお友だちがたくさんできることをママは願っています。大事なことは、お友だちと、自分をすぐ比べないこと。ゆりあという人間は世界にたった一人しかいません。あなただけです。だからあなたは誰にも比べられないのよ。ユリアもきっとなやむときが来るんだろうな。ママが助けてあげたいよ!」


けんか:「ゆりあは女の子だから、なぐり合うようなけんかはあまりしないと思うけど、口げんかはやっぱりよくするかも。最近の若い人には自殺するところまでガマンしてしまう人がいるそうです。ばかみたいだね。たいていのことが死ぬほどのことじゃないのに、逃げちゃえばいいのにね!人間は一人で生まれきて、一人で死んで行くんだから、さみしいけど、さいごは一人なの。だから生きている間は、いっぱい好きな人と一緒にいて楽しい思いをするのよ!!」


伝えたいことはやまほどあります。つぎから次へと浮かぶ伝えたい言葉。しかし、病魔は晃子さんから、伝言を書く力さえも奪い始めました。


ならば、声を残そう! 晃子さんはあらん限りの力を振り絞って、テープにゆりあちゃんへのメッセージを録音していきます。


痛みと苦しみと闘いながら、テープに吹き込む娘への想い。心の叫びが切なく響きます。あふれる涙をおさえきれず、泣きながら一語一語心を込めて語る晃子さん。


『ママの身体は良くなりません。せっかくゆりちかを産んで、赤ちゃんにはお母さんが絶対、絶対絶対必要なんですけど あなたにいっぱいいっぱい教えたい事があるんですけど いっぱい話したいことがあるんですけど ママはあなたと一緒に生きる事が出来ないみたいです。』


『ママは死にたくないです、死にたくないです・・・』


2008年2月25日、テレニン晃子さんは眠るように息を引き取りました。


晃子さんは本の最後でこう語っています。
『ゆりあ、あなたはママが生きる目的です』


母の愛が詰め込まれた「ゆりちかへ~ママからの伝言~」は
ゆりあちゃんの支えとなり、大きな愛で包み込んでいくことでしょう。






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参考文献:「ゆりちかへ~ママからの伝言~」(幻冬舎文庫)
新刊『ストレスを抱えたあなたのための感動ストーリー短編集』
の本体が届きました!!


ブックカバー1000部と本体300部です。


発売日はアマゾンにて8月10日(月)10時頃です!!


できるだけ多くのかたに読んでもらえますように!!!(^o^)





【ブックカバー】




【書籍本体】







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日本で有名な昔話である「鶴の恩返し」。
子供のころに見たり・聞いたりした方も多いのではないでしょうか。


また、これをベースに舞台や映画・落語などにイメージをふくらませながら、現代においても親しまれ続けている昔話はそうそう多くはないと思います。


しかし、この「恩返し」は日本だけの話しではなく、お隣の中国でも実際にありました。
国土も人口も日本とはくらべものにならないくらいの大きさの中国で、ある1人の男性の「恩返し」の話しが取り上げられました。
またたく間に中国全土に広がり、感動と称賛を得た話です。


今から20年以上前に話はさかのぼります。
中国は現在のように経済大国ではなく、経済を発展させるために努力をしている時期でした。当然、大都市以外の町や村は非常に貧しく食べていくのがやっとの人が大勢いました。


自分の村では食べていくことができずに、1人の青年がもう少し大きい町へ出稼ぎにでました。


それでも200キロも離れた、決して栄えている都市ではない町です。
出稼ぎにきたものの、なかなか職は見つけられず、そんな中わずかな所持金を盗まれてしまったのです。


もう3日も飲まず食わずで、路上で力尽きようとしていた時、ある女性が青年に声をかけてくれました。女性は青年を家に連れ帰り、食事を与え、ゆっくり休めるように寝床を与え、青年の現状を見て夜遅くまで仕事を探してくれていました。


貧しい自分の村、常に借金があり苦しい家、出稼ぎにきた自分に冷たい町、貧乏人から盗みを働く人…人を信じられなくなっていた青年には、信じられないようなことばかりがこの女性の家で起きました。


体力を回復した青年は自分で再度働き口を見つけようとしましたが、やはりこの町も貧しかったのです。


新たにさらに2000キロ離れた大都市に向かうことを決めました。
出発の日、女性は青年に交通費とお弁当を渡してこう言いました…


「大切なのは誠実でいること、心のキレイな人でいなさい。きっと幸せになれるから。」


青年は女性のおかげで無事に大都市へ到着し、必死に職を探し、懸命に働きました。


この頃は経済発展優先で労働環境は良くなかったといいます。


賃金のカットはもちろん、踏み倒しなどもあったようです。それでもいつも女性の言葉を胸に、耐えて必死に働き続けました。その頃から時折女性に近況を伝える・尋ねる手紙を出し始めましたが、宛先が不明ですべて戻ってきてしまいました。


青年は女性に感謝することを忘れませんでした。


時間を見つけながら女性を地道に捜索し続けていたのです。


そして20年経ってようやく女性の居場所を探すことができました。
結婚後、別の町で暮らしている女性の元に感謝を伝えに会いに行くことにしました。
女性がいなければ自分は生きておらず、つらいことばかりだった人生に、人を信じることができる幸せを与えてくれたこと…感謝の気持ちがあふれていました。


女性は20年前と変わらす貧しくも慎ましく、キレイに暮らしていました。
青年は感謝の気持ちと共に、20年前に渡してくれたお金を返し、さらに100万元(日本円にすると約1500万円)の小切手も女性に渡しました。


実は、青年は20年間懸命に働き、現在は3つの会社を経営する社長になっていたのです。女性が受け取らないので、青年は自分の感謝の気持ちだからと必死に説得しましたが…


「私はお金をもらうためにあなたを助けたんじゃないわ。人が人を助けることにお金はかからないわ。」


お金に換えられない恩を受けてお金で返そうとした自分…女性の誠実さに比べて恥ずかしい気持ちになった青年は、それでもこの20年間、女性の言葉を胸に頑張れたことの感謝を表したいと思い、それを伝える術を必死に考えました。


そして青年は「山如重恩(恩の重さは山の如し)」と書かれた書を女性に贈りました。


どんなに感謝しても感謝しきれない20年分の気持ちを込めた書を女性は気持ちよく受け取ってくれました。青年は「素晴らしい出会いが自分の人生の支えになってくれています。」と語っていますが、女性は…


「自分のおかげで今の彼があるのではありません。ただ、わずかな手助けが人を変えることはあるかもしれません。」


その後も2人の交流は続き、現在では旅行へ一緒に行くなど家族ぐるみで付き合っているそうです。







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参考資料:www.fujitv.co.jp/unb/contents/141204_2.html