ケルンには、三日いた。

あまり大きな町ではないのだけど、Dom以外にも教会が結構あって、見て回ることにした。

実はこの旅では、左ひざがかなり痛くて、あまり歩き回れなかった。なので、ホテルからあまり遠くないところ、歩ける範囲で回ることにした。

 

二日目、Domの中とDomの裏にある現代美術館に行った。

 

やっぱり観光客が結構多くて、並んで入った。入口のディテール。

一つ一つ手で掘ったのだろうから、完成するのに何百年もかかったというのは納得できる。

 

人のサイズと比べると、いかに大きな場所かわかる。

日曜日だったけれど、観光客がいっぱいで、奥まで行くのは有料だったので、ここまで。外から見ても高いけど、中から見ると、やっぱり天井が高い。

次の日月曜日はへいじつだからか人も少なくて、ただで奥まで入れたので、びっくりしてしまった。

何年前に作られたのかわからないけど、扉のディテールも見事。

外に出た。横から見たところ。多くの人が記念写真を撮っていた。1枚の写真じゃ納まりきらない。

ホテルは駅を通って反対側にある。いったんホテルに戻って休憩し、午後に美術館に行くことに。

駅の通路の両側には、電車の中で食べるように、なのか、食べ物のお店がずらっと並んでいるけれど、ペーストリーに目が行く。ドイツのパンはおいしそう。

ホテルのそばの喫茶店に寄った。ドイツにもアメリカや、日本にあるような喫茶店がある。

こんな雰囲気。

アメリカにはないストロベリーパフェがあったので好奇心で注文。来たらすごく大きかった。結構食べれた。

あとカフェオレとエスプレッソ。

ちょっとホテルで休憩してから、また駅の反対側の大聖堂の隣にある現代美術館に行った。

ルードウイッヒ美術館という。現代美術館なので、建築物はモダン調。

ドイツ人の画家だけじゃなくて、欧米の作品も結構多かった。有名な絵もあって、「こんなところに」と意外な感じもした。

ロビーはさすがすっきりモダン。

入口の隣に売店あり。ポスターなんか結構いいものもあって、安かった。買いたかったけど、ヨーロッパの旅は始まったばかり。折らないで持って帰れる自信がなく、あきらめた。

主人の好きなカーシュナーとか、(ドイツ人)

見てすぐ、カンジンスキー(ロシア人)とわかる作品や、

これだって、見たことがある、という人も多いだろう。

 

ピカソもあったし、(これには関心)

ウォーホールもあったし、(すごーい)

リヒテンスタインもあった。

こんなところで、こんな作品群に会えるなんて、意外。美術館の中も新しいデザインのインテリアでよかった。

外に出て、大聖堂の前のカフェで一服。

かなり長い間、大聖堂や、駅の前にいるたくさんのいる人をぼーっと眺めていた。

ホテルに戻り、また少し休んでから、外が暗くなってきたので、晩御飯を食べに外に出ることに。

どこも予約をしていなかったので、とりあえずぶらぶら歩いて、良さそうなところに入ることにした。

手作りのバイオリンを売っている店があった。

どこも混んでいて、結局すぐ入れたのが、とても珍しい、ジョージア(国の)料理のレストラン。ジョージアのことなんて何も知らない。昔はロシアの配下にあったっけ?

 

 

 

ドイツなので、どこにもビールはある。

ジョージア料理は何が有名なのかさっと携帯で調べると、この、小籠包みたいなのが代表的な料理らしい。へえ。国境はロシアと、アジアの隣らしい。だから、両方を合わせたような料理なのかな。おもしろい。

中身は小籠包というより、豚まんぽかった。

あと、サーモンのグリルを頼んだのだけど、ハマス、ホウレン草のおひたしみたいなもの、ドイツのサワークラウト。おいしかったけど、不思議な料理。

終わって出ていこうとしたら、店長さん(同年代ぐらいの白人女性)に、待たせてごめんなさい、おわびにウォッカを飲んでいってください、とアクセントのある英語で言われ、小さなグラスにウォッカをストレートで入れて、差し出された。ちびちび飲み始めたら、「一気に飲まなきゃ」と言われ、一気に飲んだ。「私が子供のときから親に飲まされていた」と言っていた。へえ。

長かったけれど、面白かった1日の終わり。