やることいっぱいあるのに、このドラマ見るのやめられない。あっという間に見てしまう。

 このWalking DeadのSteve Yeunが出てるドラマは、ネットフリックスでずっとおすすめビデオとして出てきてたけれど、特に面白いという風には見えなかったので、今まで見ていなかった。本の内容を、本の表紙で判断しちゃいけない。(Don't judge the book by it's cover.)でも近頃は選択肢が山ほどあるから、どれがいいのか、題と写真(表紙)と自分の感性に頼るしかない。写真と題名から想像するに、過激なアジア人の話なんだろうな、と思っていたが、その通りだった。あと、どこかで誰かが「It's about road rage.」と言っていたのもある。Road rage、ロードレージとは、運転しててかっとなり、暴力的になることを言う。実生活でも、私の周りにも、ロードレージで誰かが撃たれたとか、割り込まれてかっとなり、追いかけて、運転手を車から引き釣り降ろし、ぼこぼこに殴って入院させた、とか、殺した、とか訴えたとか、しょっちゅうニュースで聞く。ロードレイジの話だったら、実生活でたくさん聞いているので、大体想像がつく、と思ってみてなかった。

ところが、このドラマ、ゴールデングローブでもエミーでも、好業績を記録した。

 

Steve Yeun

 

 ここで少し脱線。今年のゴールデングローブとエミーはひっそりと行われた。ゴールデングローブは人種差別だという訴えがあって、昨年などは放送しなかったと思う。ただ名前の発表だけだったような気がする。なので、今年も、2,3日前にちょこっとゴールデングローブをやりますよ、という宣伝をしただけで、ほとんどの人が知らないまま放送が終わってしまったという気がする。現に私もゴールデングローブをやることも知らなくて、コマーシャルを一度見て慌ててDVRをセットした。エミーも同様、よく覚えていないのだが、今年のエミーはコロナ以来初めてだったようだ。コロナの間は放送できなかったので、今回のエミーには、数年前に終わったドラマも候補に含まれていたとか。こちらの方も、2,3日前に一度だけ宣伝を見ただけで、さっさと放送してしまった、という感覚でいる。なので、二つとも録画はしてあるんだが、忙しくて見てない。ただ結果だけは、次の日テレビで何度も報じたので、わかっている。

 ゴールデングローブ、エミー賞、アカデミー賞の違いと言ったら、ドラマではエミーが、映画はアカデミーが最高の名誉と言われている。ゴールデングローブは、映画もドラマも両方ノミネートされて、賞を与えられる。ゴールデングローブは、アカデミーや、エミーの予兆と言われている。でも、ゴールデングローブではいくつもの部門にノミネートされているのに、アカデミーや、エミーではノミネートもされない、という場合もしばしある。俳優さんや、映画製作者たちは、ゴールデングローブでノミネートされたり、優勝したりしても、アカデミーや、エミーではそこまで取り上げられないかもしれないので、油断はできないのだ。

 今年もゴールデングローブでノミネートされた作品と、エミーでノミネートされた作品はかなり違っていた。Succession, The BearとこのBeefは両方でノミネートされていたけど、エミーの方はThe Last of UsやWhite Lotusも沢山のノミネートうけてたけど、ゴールデングローブではほとんどの部門で名前が出てこなかった。候補作品を選ぶ層が違うのかな?わからないけど、かなり差があったので、たぶんゴールデングローブで受賞した映画とこれから放送されるアカデミーで受賞する映画も違うかもしれない。

 

Ali Wong

 

 Beefはカリフォルニアに住んでいるアジア人たちの話で、あるある感が強くて見ていて楽しい。あと脚本がいい。映画もドラマも脚本が全てだ。脚本が良ければ、低予算でもヒットする可能性は高い。エミーを見てないし、調べてもいないのだが、この脚本はカリフォルニアのアジア人が書いたものなんじゃないかと思う。それぐらいよくわかっている。監督もHIKARIという人だった。日本人なのかな?あとスタッフも名前を見た限りでは、ほとんどがアジア系だった。

 アジア人と言っても、韓国人、日本人、フィリピン人、中国人、ベトナム人などなど、カリフォルニアのアジア人は様々なアジア人種のミックスで、今の世代になると、純粋な人もいるし、お父さんは中国人で、お母さんはベトナム人とか、このドラマの主人公のように、ご主人は日系人で、奥さんはベトナム人とか、両親ともベトナム人だけど、3世代目とか、ベトナム人とカンボジア人のハーフとか、私の知り合いで、ご主人が日系人、奥さんがモンゴル人、という夫婦もある。でもみんな見た目はアジアンだ。とにかく、アジア人、と一口で言っても多種多様だ。カリフォルニアの場合、アジア人人口は多いけれど、そのいろんな文化的背景をもった人たちが全員最初からカリフォルニアの学校に行くから、ほとんどが親や先祖の言葉は話せなくなって、英語オンリーになり、話すと普通のアメリカ人のような英語になる。でも、それぞれの文化の食べ物(ダニーは韓国料理を食べる)や、家族に対しての考えとか(親を敬う)、ものの考え方を持っている(女性は家にいて家族の世話をするのが好ましいなど)、という、現代は非常に複雑な状態だ。

ちなみに、少し横道にそれるが、教育で言えば、カリフォルニアのアジア人の子供たちは多くはパブリックスクールに行って、ハイスクール卒業後、カリフォルニアは成績の良い学生には貧しくても財政的援助が州から出るので、貧しくても裕福でもほとんどがカリフォルニアの大学にアプリケーションを出す。が、受け入れられる大学によって将来がある程度決まるようなところがある。優秀な人になるとUCや、ランクの高いStateを目指す。そして、お互いどの大学に行ったか話し合うのだ。それが一生カリフォルニアに住んでいる限り付きまとう。それだけでも同じアジア人でも、お互いの関係がある程度決まってしまうようなところがある。このドラマはそういった、元カノがUCIrvineに行ったのでふられたとか、UCSB(University of California Santa Barbara)に受かったからやっと今の生活から脱出できるとか、そういう会話がしょっちゅう出てくるのだが、(現にダニーの方は大学に進んでおらず、エイミーの方は夫婦でUCを卒業しているので、最初から社会的地位に差がある形になっている)そういったことも、地元の人じゃないと脚本に盛り込めないな、と思ってみた。

こういう風なので、このBeefのようにカリフォルニアのアジア人に関してのドラマを書いてヒットさせようと思ったら、かなりこの複雑に入り組んでいるカリフォルニアアジア文化を知っている人じゃないと書けない。ちなみに、カリフォルニアアジアンのことを文字ってCalasianと呼ぶ、とどこかで聞いたことがある。

 このドラマはCalasianのドラマだ。確かにロードレージで始まる。カリフォルニアは車社会、しかも、人口が多いので、何レーンもある高速や(無料なのでフリーウェイともいう)、それに伴って事故、渋滞でも有名だ。腹が立つことが多いので、ロードレイジもカリフォルニアの特徴と言える。そして、貧富の差も激しいし、競争も激しいので、ストレスがたまるし、イライラしている人が多い。特にイライラして人に八つ当たりするのは、アジア人の性質?我慢できるとこまでして、爆発して、キレて暴力的になるのも?

 

 

このドラマの主人公、Steven Yeunは、韓国系アメリカ人で、韓国語は話せるけど、ドラマでは両親と話す時だけで、あとはほとんど英語。この俳優さんは小さい時からアメリカに住んでいるから、英語はアメリカ人と同じだ。ミシガン州出身。彼はこの役でエミーのミニシリーズ部門で主演男優賞を獲得。元々、コロナの最中に放映された映画、ミナリで、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされてるから、かなり有名。私はやっぱりWalking Deadのグレン役だったイメージが強い。あとBurningというドラマで高い評価を受けてるけど、私はこのドラマは知らない。今度調べてみてみようかと思う。

もう一人の主人公はベトナム系アメリカ人女性で、Ali Wongという女優さんだけど、私は知らないな。見たことあるかもしれないけど、はっきり意識したことはない。今ちょっとWikiで調べてみたけど、そういえば、スタンドアップコメディアンだった。最近出てきた人だ。彼女のパフォーマンスは見たことないけど、それでこのドラマであんな演技ができたのか、と納得がいった。彼女こそ、私が現在住んでいる、サンフランシスコ、ベイエリア出身で、お母さんはベトナム人でソーシャルワーカー、お父さんは、中国人で地元の大手病院で麻酔師をやっていた、という、私の周りにはよくある生い立ち。サンフランシスコの高校卒業後、UCLAに進み(優秀)、卒業後スタンドアップをやってみたらうけたので、コメディアンを目指した、という。コメディアンになっても彼女はうなぎのぼりに出世して、若いうちからいろんなテレビ番組に招待されて出演している。そして今回、Steve Yeunと並んで、アジア女性初めてのエミーのミニシリーズ部門主演女優賞獲得、という、優秀な人だ。なんかとんとん拍子で少しつまらない。個人的には、苦労人のほうが好きだから。子供たちの学校にもいそうな人だ。そういう目で見ると、このドラマが見ててわかる、わかる、と思うのも納得がいく。私は一世なので、このドラマに出ている人たちの親たちと同じ背景だけれど、子供たちは二世なので、子供たちの世界の人たちのドラマだ。

 

 ドラマの舞台はロス。Steve Yeun演じるダニエルは、商売がうまく行っていなくて、貧しいアパートに、仕事もせずに1日ビデオゲームをやっている成人した弟と住んでいる。両親は一モーテルを持っていたが、破産して売り渡さなければならず、仕方なく韓国に戻った。ダニエルと弟は、ロスに残った。ダニエルはどうにか自分の商売を成功させて、親を呼び戻してあげたいと思っている。(こういうところも韓国人らしい)しかしまったくうまく行かない。ホームデポでバーベキューのグリルやら、いろんなものを買ってはオンラインでまた売ろうとしているのだが、全く売れない。お金はもうからないのに、経費ばかりかかる。売れなかったものを買った店に返品しようと思ったら受け入れてもらえず、駐車場に戻ってまたぼろぼろのトラックに積んでバックしたら、後ろを高スピードで走ってきた高級なベンツに当ててしまった。彼から見たらどう考えてもあっちが悪い。あっちは少し止まったが、彼が文句を言おうとトラックから降りようとすると猛スピードで走り去った。かっとなったダニーは猛スピードで追いかけ始めた。あっちも負けてない。結局郊外の高級住宅地まで追いかけて行って、あっちもふるい落とそうとして、閑静な住宅地の中を、猛スピードで走って、急にカーブしたり反対レーンに入ったりして、まこうとしたけど、トラックはあきらめずに追って来たので、人の庭に侵入して花壇をめちゃくちゃにしてしまった。最後、高級ベンツがトラックにぶつかりそうにして、とうとうダニーは怖くなって引き下がった。相手は真ん中の指を窓から見せて、走り去った。その時ダニーは悔しくて、相手のナンバープレートを書き留めた。あとで家を突き止めて、ハンディマンの振りをしてだまして相手の家に入って、見てない間に家をめちゃくちゃにして逃げた。

 

この高級SUVベンツに乗っていたのが、Ali Wong演じるエイミーだ。エイミーは日頃はどんなことがあっても我慢して、無理して笑う典型的なアジア人女性。が、内心は我慢の限界に達していて、いつも腹が煮えたぎっている状態。このドラマでも彼女はベトナム系アメリカ人だ。ご主人は日系人で、造形アーチストなんだけど、作品が全く売れない。彼女は特別な室内植物を売るショップを持っていて、商品がヒットして、ギャラリーでアートショーを開くまでになり、彼女のお店は大きくなって、それを10ミリオンドルで買いたい、という人が現れてた。なので、彼女は高級住宅地に住んでいて、高級SUVに乗ってるし、お金もちなのだ。が、それは全部彼女が稼いだお金で、主人とその日本人のお母さん、ふみさんを、彼女は養っているのだ。それなのに、家に帰ると主人とお母さんが家の中を独占していて、彼女が子供の面倒を見るのが下手で彼女はジョージ(主人)と結婚して家事をしてもらえるのでラッキーだと言われたり、料理ができないなどと責められ、子供も彼女にはなつかないし、主人はマザコンで、お母さんとじゃれ合って、彼女を仲間外れにする。彼女は主人と、姑から終始カチンとくることを言われ、子供にもママじゃいや、とか言われるが、彼女はぐっと我慢してにこにこしている。そういう時に、車を当てられて追いかけられたので、彼女の怒りが爆発し、ロードレージを起こしたのだ。彼女も日頃我慢してたまっている怒りを、この追いかけてきて、のち親切面してやってきて、家の中を汚して逃げて行った男に向けた。

 

日系人のご主人と

 

こうやって、このドラマはこの二人の怒りに満ちた日常生活を追っていく。そのうち、ダニーをだまそうとしたら、ダニーの弟が騙されちゃったり、彼女の会社を売る話が、ご主人の「馬鹿さ」で流れそうになったり、周りの人間もどんどん彼女と、ダニーの関係や問題に引きづりこまれて、ますます人間関係がややこしくなってくる。彼女はカリフォルニアによくいる裕福なアジア人、ダニーは、これまたよくいる、うまく行ってないアジア人。両方とも完璧な人生とは言えなくて、ストレスや、嫌なことで充満している。

 

このドラマで、特に私から見て面白いと思ったのは、例えば、エイミーがナンバープレートからダニーのボロアパートを突き止めて、行こうと思ったけど、一人で行くのは心細い。何の役にも立たない主人でも、いてくれたら助かると思って、一緒に行ってくれないか頼んだけど、案の定断ってきたので、「彼、うちにいたときに、あなたが日本人だってわかってよく言ってなかったわよ。」と言ったら行く気になったのだ。アメリカのアジア人社会の中では、韓国人が日本人を好いていないことは周知の事実らしい。あと、日本人の表現のされ方が、ああ、日本人ってこう思われてるんだ、と思って、面白かった。お母さんのフミさんもアーチストなんだけど、お金があるのか気取ってて、威張ってる。アーチストとか言って、すごく難しい、面倒くさい哲学的なことを言って(アメリカ人は禅と呼ぶんだろうけど)、エイミーのことを見下した目で見る。いい歳の息子を溺愛してるのかなんか知らないけど、いつまでも子ども扱いして、ペットのようにかわいがっていて、息子もそれに応じて、マザコン。主人のジョージ(スペルはGeorgeじゃなくて、ローマ字書きのJoji。それも日本人の英語の発音が悪いことを皮肉っている)世間の世知辛さを知らなくて、エイミーがイライラしてその日の出来事を話すと、途中で話をさえぎって「そういう時は深呼吸して、ネガティブエネルギーを全部体から出さなきゃ」とか、「そんな言葉で話すと、家の中が汚れる。それよりこの家の中のエネルギーを吸って体の中をきれいにしよう」とか、わけのわからない、何の役にも立たない、アドバイスをして余計ストレスが増すようなことばかり言う。それをエイミーは最初は顔が青ざめて、え?という顔をするんだけど、すぐ無理に張り付けたような笑顔になって、「そうね、あなた。フミ、ごめんなさいね。」と日本人であるあなたと息子さんを尊敬しています、というような態度をとる。日本人って、実際にはお金を稼いだり、役に立つことは何もしないけど、えらそうなこと言って、他のアジア人に大事にされてる特権階級みたいにみられてるんだな、と思った。貧しい生い立ちのエイミーがジョージのような、日本人と結婚できたのは、名誉なことなのだ。とドラマでは皮肉っぽくいっているように思う。

 確かに、日本人だと反感持たれるか、へえ、と尊敬の眼差しで見られたりすると感じるときがある。本当は大したことないんだけど。あとで知って幻滅する、ということなのかもしれない。このドラマのように。

 

Fumi

 

 とにかくエイミーはそういうことを言われて、ぐっと歯を食いしばって我慢し、無理に笑って生きているのだ。

 主人とおばあちゃんのフミが育てているので、エイミーの一人娘も甘やかされて、わがままに育っていて、母親にひどいことを言う。それを承認するように、主人と姑がにこやかにうなずく。ほんと、なんてストレスフルな生活だろう。

という感じに、わかる、わかる、と思いながら見た。

あと、エイミーに対しては、こんなに無理しなくてもいいのにな、とも思った。すべてエイミーが稼いだお金なんだから、もっと威張っててもいいし、自分はちっとも売れないアーチストなのに、まるで子育てしてあげてて、エイミーは得したね、という態度もおかしい。エイミーは子供ともっといたくて、やっと自分が作った会社を売る気になった。多分いいお母さんになるだろう。そうしたら、ご主人は完全に紐状態じゃない。お母さんまで付いて。離婚されて、追い出されても仕方ない。まあ、コメディー(このドラマはダークコメディー)だから、皮肉ってこういう設定にしてあるんだろうけど。とにかく、ここまで我慢する必要ないのに、というのが感想だった。

 

 

 このドラマ、最初は二人の対立的な出会いで始まって、お互い人生の嫌なことの憂さを晴らすために、お互いにいたずらとか、いやがらせをするのだが、段々それがエスカレートしていく。同時に自分たちの人生のなかでストレスの原因になっていることもエスカレートして、最後はそれぞれ、自分たちの問題がにっちもさっちもいかなくなり、お互い協力しあって、相手の問題を解決しようと方向転換する。もうすぐ見終わるのだけど、結局、人生最悪の出会いだったのが、お互いの人生を救う出会いになるのかな、と推察している。いづれにせよ、運命的な出会いになるのではないか、と。

 

追加

やっぱり訂正しなくちゃならない。推察は完全に外れていた。

最後の方で、二人は会って、相手の問題を解決しようと話し合うのだけど、(ここまで見た)そのあとエイミーの事情が解決しそうになって、「やっぱりやめる」とエイミーがダニーに言い、ダニーは腹を立てて、その後もいろんなことが起こって(ペースが速い)二人は結局お互いへの怒りが爆発し、再びロードレージになるのだった。それから最終エピソードでまたどんでん返し。

ロードレイジに始まって、ロードレイジで終わる。やっぱり「このドラマはロードレイジのドラマ。」と言った人は正しかった。

でも、未だに少し引っかかるのは、女性のエイミーの方、こんなに過激かな、こんなに腹が立つかな、ちょっと気が強すぎるのかな、と思った。あと、ダニーは気の優しい所があって、敵のはずのエイミーに君は大丈夫か?うまく行ってるのか?なんて突然聞いたり、エイミーの主人ジョージに身分を偽って近寄るのだが、「君は本当にいいやつだな。君と出会えてよかったよ。」なんて言われると、もうだませないと思うのだ。

見終わって、本当によく書けているドラマだと思った。それに、二人とも主演賞をとってもおかしくないほど、全身全霊をつぎ込んだ見事なパフォーマンスだった。

 

追加2

Steve Yeunがあんなに歌がうまいなんて知らなかった。ギターも上手。ドラマでそのままBGMとして流れていたけど、最初は彼だとは思わなかったほど。