カールス広場の門をくぐった先の道をきょろきょろ周りを見ながらゆっくりと歩いた。
にぎわっている、歩行者天国のど真ん中にこんなかわいい教会が。
正面のアップ。あとで調べたら、ミカエル教会というらしい。中に入ってみることにした。
わあ、きれい。外から見ると、中がこんなに広くて、立派なんて、わからない。
また外に出て歩く。
外はぽつぽつ雨がふっていたけれど、大きな傘の下のテーブルで皆食べていた。
お土産物屋さん。
お土産物屋さんの窓。ビールマグ。
アパートかなんか?きれいなビル。
フラウエン教会が見えてきた。
ミュンヘンを代表する教会と聞いた。
中に入ってみた。
ああ、こういう感じか。
この教会は窓がステンドグラス。この窓は天使を描いている。
奥に近寄ってみると、
この教会は他の教会と比べるとシンプル。
入り口の付近の床にこんなものがあって、何人かの人が立ち止まっては写真を撮っていた。ので、私も撮った。ガイドブックを読むと、これは悪魔の足跡なんだそうだ。悪魔が大きな教会ができるというので、立ち寄った。中に入ると窓がないので、悪魔が笑って、風を起こして教会を倒そうとした。そうしたら、窓がたくさんできたんだそうで、悪魔は足跡を残して逃げ去った、という伝説があるそうだ。もちろん、架空の話だと思うけど、わざわざこんなものを作るなんてね。
教会を出ると、広場になっていて、右側はこんな風。さりげない景色が素敵。
左側にはこんなレストランがあって、次々と人が入っていくので、近寄ってみた。するとドイツ料理らしくて、お腹もすいていたし、よし、入ろう、と思った。
中に入るとこんな感じ。結構にぎわっていた。ちらっと見ると、長いテーブルが並んでいて、たぶん相席だ。それでもかまわなかったんだけど、しばらく迷っていたら、お店の人が「下の方が席がいっぱい開いてて静かだよ。」と言ったので、下に行くことにした。
地下。確かにテーブルがいっぱいあって、静か。ちょっと先には、女性が二人、一人で座っている。
テーブルの飾りもクリスマスの飾りつけでかわいい。
メニューがドイツ語で読めなかったので、英語のメニューをもって来てもらった。
それでもよくわからなかったので、
魚にした。そうしたら、こんなのが。揚げ物だってわからなかった。タラだそうだ。アメリカではタラなんて高いんだけど、ここではサーモンより安かった。
タルタルソースがおいしかった。骨は抜いてあるので、安心して食べられる。添えてあるのはジャガイモだけど、どうやって作るのかわからないけど、ドイツ料理にはほとんどジャガイモ料理が副菜でついている。いろんな調理の仕方があるみたいだけど、どれもおいしい。
私のように女性たちが一人で食事をしている。確かにここは落ち着く。写真は、年配の女性でも昼間からビールをのんでいるところ。まだ2時ぐらいだったと思う。これを見てから、私もビールを注文すればよかったと思った。
レストランを出て、またマリエン広場の方に歩き始めた。横道に見えた建物。
マリエン広場に近づくにつれて、クリスマスマーケットの準備がどんどん進んでいるのが見受けられた。
一軒一軒中に入れる小さな家のようになっている。
そして、昨日来たマリエンプラッツにまた来た。
こういうビルもある。
クリスマスマーケットの準備がだいぶん進んでいるようだった。
建物の後ろに回ると小さな広場があって、こういうのを建てていた。階段のところに席を設けていて、テントみたいのがあるので、人形劇でもするのかな、と思った。
お店の窓の飾り。
最後にマーケットの方に行って、一周ぶらぶら歩いて、この日は電車にのって帰った。
長い散歩の終わり。
カールス広場から、マリエン広場まで歩くとよいとガイドブックに書いてあった。今日は最後の日だったので、やり残したことをやろうと思っていた。思い切ってホテルの部屋を出てみたら、意外な発見があって、出てよかった。今まで食べたことの無いドイツ料理も食べられたし。
旦那がドイツ料理はあまり知られていなくて、過小評価されていると思うと常日頃言っているのだが、その通りだと思う。前住んでいた家のそばにドイツ料理レストランがあって、家族全員のお気に入りのレストランの一つだったので、たまに行っていた。なので、家族全員ドイツ料理はある程度知っているつもりだ。そこのレストランはアップルストルーデルがおいしくて、必ず注文していたのだが、ドイツに来たら絶対本場のを食べようと思っていた。ところが、実際来てみたら、メインを食べたらお腹いっぱいになってしまってデザートまで食べられず、結局一度もドイツでは食べることができなかった。次回来ることがあったら、時間をわざと作って食べたいと思う。
明日はオーストリアの第2都市、ザルツブルクに行く。